フィボナッチを使うたびに高値と安値を探し、相場が動くたびに引き直している。この繰り返しのうち、どこまでをツールに任せられるのでしょうか。
対象商品は、フィボナッチの手法を教える教材ではなく、MT4上で描写作業を自動化するツールです。購入前に誤解しないため、まず自動化する作業と3つの表示モードを分けて整理します。
自動化するのは高値・安値の確認と引き直し
手動でフィボナッチを描く場合、高値と安値を探し、基準に合わせて線を引きます。チャートの状況が変われば、もう一度確認して引き直す作業も発生します。
対象ツールが自動化するのは、この高値と安値を探して描写し、引き直す作業です。毎回の描写操作を補助することが商品の中心であり、どの場面で売買すべきかを自動で判断する商品ではありません。
ツールを選ぶときは、「フィボナッチを学びたい」のか、「描写作業を自動化したい」のかを最初に分ける必要があります。
Ret & Ext:両方を表示して確認するモード
Ret & Extは、リトレースメントとエクステンションの両方を表示するモードです。二つの表示を同じ環境で確認したい場合に使う選択肢です。
ここで表示される情報は、取引結果を約束するものではありません。あくまでフィボナッチを描写する際の表示方法の違いとして捉えます。
Ext Only:エクステンションだけを表示するモード
Ext Onlyは、エクステンションのみを表示するモードです。Ret & Extとの違いは、両方を出すのか、エクステンションに絞るのかという表示範囲にあります。
画面に必要な表示だけを残したいときに選べるモードですが、どのモードを使うかが売買判断の正しさを決めるわけではありません。
No Fibo:フィボナッチを表示しないモード
No Fiboは、フィボナッチを表示しないモードです。3つのモードを並べると、違いは次のように整理できます。
・Ret & Ext:リトレースメントとエクステンションを表示
・Ext Only:エクステンションのみ表示
・No Fibo:フィボナッチを表示しない
モード名は似ていますが、役割は「何を表示するか」を切り替えることです。利益を保証したり、特定の売買方向を示したりする機能として説明するものではありません。
教材と自動描写ツールを混同しない
対象商品は、フィボナッチ手法の教材ではなく、自動描写ツールです。フィボナッチの考え方や売買手法を一から学ぶことを目的に購入すると、期待する内容とのずれが生じます。
購入前には、次の点を確認してください。
・目的が手法学習ではなく描写作業の自動化か
・Ret & Ext、Ext Only、No Fiboのどれを使いたいか
・利用環境がMT4か
・自動描写と自動売買を混同していないか
対象ツールはMT4専用です。表示モードを選ぶ意味は、結果を変えることではなく、自分が確認したい表示を整理することにあります。何を自動化したいのかを言葉にしてから、商品内容と照合しましょう。
リスクに関する注意
本記事は、FXの仕組みや取引操作に関する一般的な学習情報であり、特定の金融商品、通貨ペア、売買方向、売買時期、価格、数量その他の投資判断を推奨・助言するものではありません。
FXでは元本および利益は保証されず、相場の急変等により、差し入れた証拠金を上回る損失が生じることがあります。取引前に、利用する事業者が金融商品取引業の登録を受けていることを確認し、契約締結前交付書面等で仕組みとリスクを理解したうえで、ご自身の判断と責任で取引してください。
教材・ツールの収録内容や利用環境の詳細は、下のサービスページで確認できます。