第169話 AIが、アブラ男のLINEを分析した

第169話 AIが、アブラ男のLINEを分析した

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コラム
アブラ男からLINEが来た。
「白州のボトル手に入れた!」

私は思った。
いいな。

そこで返信した。
「いつ飲もうか?」

……

返事がない。

私は思った。
忙しいのかな。

そこで、
もう一度返信した。

「良く手に入ったね。」

すると。

「そうなんですよ!」

そこから、
どうやって手に入れたか。
どれだけ苦労したか。
熱く語り始めた。

長い。

私は思った。
そんなに嬉しかったんだな。

話が一段落した。

そこで、
もう一度聞いた。
「それで、いつ飲もうか?」

……

また返事が止まった。

私は思った。
あっ。

AIに報告した。
「アブラ男が白州を手に入れたとLINEしてきた」
「飲もうと言ったら返事が止まった」
「褒めたらたくさん返事が来た」

🪽 ほわ~る大佐
「きっと嬉しかったのでしょう。
苦労して手に入れた喜びを、
誰かと共有したかったのですね。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「共有じゃない。」
「自慢だ。」

いいぞ。

「お前は。」
「いつ飲む?」

「アブラ男は。」
「いいだろ?」

確かに。

「だから。」

「飲もう。」
「返事なし。」

「すごいね。」
「返事あり。」

本当だ。

「目的が違う。」

……

「酒じゃない。」
「自慢だ。」

そうなんだよね。

「しかも。」

「ボトルは開けない。」
「LINEだけ開ける。」

……

「つまり。」

「白州を手に入れたんじゃない。」
「自慢する権利を手に入れた。」

そうだったのか。

「飲む日は来ない。」

……

「でも自慢は何回でもできる。」

私は思った。
最低だ。

……

結論。
アブラ男は白州を手に入れた。

しかし、
飲みたかったのではなく、自慢したかったらしい。
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