考え方は千差万別

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コラム
今まで生きてきて、価値観が合わないことで衝突やトラブルを数多く経験してきた。
若い時はただ腹立たしかった。理解したいとすら思わなかった。特に別れた元配偶者に対しては、未だに憎しみしか残ってはいない。
しかしながら、知人友人には恵まれた方だと思う。
色んな経験を通じて今思うことは、一つの事柄に対して、人の数だけ解釈の種類があり、それらの許容範囲もまた千差万別であるということ。
聖人君子には到底なれそうにはない。
でも、自分にかけられた思いやりに対しては、恩返しをしていきたいと思っている。
この数年は激動だった。
8年前、親を介護の末看取った直後自身が病気になり、治療薬の重篤な副作用で緊急入院し、退院後水害で自宅が床上55cm浸水し、思い出の物も、家電製品も全てダメになって、絶望しか無かった。
でも、避難所生活で出会った人達が、同じ被災者なのに、周囲への気遣いに溢れた人達ばかりで、無気力になっていた私に、支援物資を運んできてくれたり、生活再建についての知恵や気力を与えてくれた。
おかげで、生きる気力を完全に失わずにいれた。避難所から帰る時、何かあったらいつでも話においで、と言ってもらえ、物質的には何もかもを失くしたが、与えてもらった心を無駄にしないように生きていこうと思えた。
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