発芽玄米はどれだけ食べれば効果が出るの?

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前回は、発芽玄米を3月継続的に食べると血糖値が下がってきますというお話でした。

今回は1日にどれだけ食べれば効果があるの?といったお話です。

今回お示ししている研究では、玄米を食べた方のなかでも食べた量の違いで効果が違ったのかも分析しています。

A群は、玄米1:白米1の割合のご飯150gを2食以上
B群は、玄米1:白米1の割合のご飯150gを1.5〜2食

結果としては、A軍の2食以上食べた群で統計的にも血糖値(HbA1c)の低下が見られたそうです。

B群では統計的な差がなかったことからも、玄米1:白米1で3カ月で血糖を下げようと思ったら2食を食べた方が良さそうですね。

1回の食事で300g食べるわけではないですからね(笑)

糖尿病患者さんを対象に、ご飯以外の食事はいつもと一緒という条件で行っているのに血糖値に差が出てきている訳ですね!

玄米と白米を一緒に炊飯する場合は、少し水を多めに炊く必要があります。炊飯器のラインを玄米と白米の間ぐらいにするといいと思います。

私は、日本糖尿病療養指導士の資格持ってますが、家族に糖尿病持っている方もいて、HbA1cも正常値よりやや高めなので血糖は気にしています。早速玄米を注文しました。

一緒に試してみませんか?


早川富博, et al. 糖尿病患者における発芽玄米摂取による糖・脂質代謝への影響. 日本農村医学会雑誌, 2009, 58.4: 438-446.

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