2023年度の卒業おめでとう!新たなステージへ。

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コラム
春ですね🌸
出会いと別れの季節は少しのセンチメンタルと新たな幕開けへの大切な一コマになります(*'▽')
今日は
新たなるステージへと進む皆様への応援の心を込めまして、私の二男君の進路への歩みをお話しようと思います!

うちの二男君の将来の夢は、早い頃から「保育士」と決めていました。多分、小学校の高学年の頃にはかなりリアルな形だったと思います。
本人曰く「弟の面倒を見るのが好きだった」とのこと。

母親の私からの二男君の見立てはですね、遡ることの彼の保育園時代のエピソードになります。2歳児から入所していましたが、年少クラス進級以降、いつも乳児クラスへお世話したくて出かけておりました。
担任からも報告があり、
クラスの活動には参加できるようにしている事。息子ちゃんの意向は組んで乳児クラスに送っている事。黙っていかないこと。時間になったらクラスに戻る事」等のきめ細やかな保育支援の連絡を頂いておりました。

自分より小さなお友達をお世話することへの「楽しさ」と「達成感」はこの頃からしっかりと育まれていたのだと思います。
そして何よりも素晴らしかったこと!!そ・れ・は。
保育園でのクラスを超えて保育士集団が「お世話する息子ちゃん」の存在を共有して見守ってくれたこと「環境ベース」が構築されていたことは大きな役割だったと思います。

進路って、どんな形で生み出されていくのか、どんな過程を経ているのか、学齢になったから?中学生になったから?高校生になったから?「夢」が突然に湧くものでもないのだなと知ることができるエピソードです。
私の活動は「保育分野・教育分野・障害児/障害者分野」をトータル的に考察するのも仕事としておりました。なので、少々、保育現場における「園児の支援と環境と共有」と言う視点に触れさせていただきました。

息子の楽しみである乳児クラスに行くというコトことを肯定し、また息子が経験してきた出来事を言語化する=会話(コミュニケーション)をしていくことで、息子の行動をより具体化していくというコトも丁寧にしてきました。

仮説・検証・結果・考察のような論文ではありませんが「ストーリー(出来事)」が存在するときには結構、手法として用いる機会があります。
このようなスタンスは学童保育の保育実践が私の中では大きな根幹となっていて、自分の子どもの子育てにおいてもかなりのウエイトを占めています。
また学童保育での「保育日誌記録」「保育実践」「NEWS」を書く作業はベースとなっています。

さて、男性保育士育成の教育の場ってチョー選択肢、少なくない?女子、むっちゃあるで!と言う話題は脱線してしまうので又の機会に触れましょうか。

息子は高校に進学してから、かなりの苦労をしていました。義務教育ならば「地域の範囲」で済みますよね?でも高校って行動区域が一気に広がるのです。通学で電車とかバスとか自転車とか。ホントに多くの事が押し寄せる訳です。息子が最初にしんどくなったのは「乗り物酔い」悪夢ですよね。こればかりは・・・。イヤホンをすると「酔い対策になる」とかでお気に入りの曲を編集して聞きながらの乗車をしたりと工夫も頑張っていました。
視覚過敏なところもあって、思い切って「サングラス使用許可」を高校に一筆、提出したところ快諾がすぐに出ました。ただし「目の表情が分かるもの」(レンズの色具合)。
それで、頑張って頑張って、成績評定も出席評定も推薦枠get!していた3年生の一学期に、、、ついにダウンしました。「一学期は休学」です。
ええええええ。高校3年の一学期休学ってえええ。です。マジに。
でもね、本人が一番に事実を受け止めています。痛いくらいに。だから何も言えませんでした。
幸いに担任が「大丈夫!AO入試、間に合うし!息子ちゃんならばイケる。だからしっかり休養しなさい!大丈夫!」とアドバイスもらいました。なんて度量のデカい先生なんだ。
でもね、進路ってさ、担任だけじゃないわよね。進路指導部に。ま、体調不良とかなので保健教諭にカウンセラーとかさ。てんこ盛りだよ。よー考えたらば、なんだ?この包囲網は。受験生って大変だわ。
それで「保育士は体力必要な職業なので、息子ちゃんの進路は厳しいのでは?」なんて、おっしゃったものだから、私、キレちゃいましてですね(ごめんなさいです・・・)
「あのですね、まだ間に合うんだから、ソレ、言わないでくださいます?休むという経験も学校で体験できる事。進路変更なんて休学開けてからでも遅くないです。今、決めることじゃないのでは??」と歯向かってしまいました。

息子はしっかりと復活して参りました。そして9月Ao入試、ばっちりと自己PRして見事に合格しました。息子よ!あんた、すげえな!(^^)!

息子は保育園に就職して3年が過ぎようとしています。息子から連絡が来ました。「おれ、学校に手紙、書いたよ。3年、勤めたら書くって決めてたんだ
ナント、高校の担任宛てに手紙を送ったとのこと。
そう、進路指導に物申したい?し、そうするには自分が結果を残さないと!と思ったそうです。すげえな!
「いや、そういうあんた(この母です、ハイ)も怖いよ学校に歯向かうってマジに!(笑)」と息子に突っ込まれました。ごめんチャイですです( ̄▽ ̄;)

大人は「現実や物事を知っている」から「安定して安全な進路」等、色んな要素を含みながらでも真剣に進路指導に向き合っていると思います。今回の息子の事例のように、その時の事象から安全圏と言う選択肢を提示してしまう側面もあると思います。が、しかし、決めるのは「本人」です。本人の決意とか意志とかこれまでの彼らの人生の積み上げの中から辿り着いた結論。
未熟だけれど大きな決断の一歩を、しっかりと見つめていくことは難しいけど、踏み出す一歩を一緒に悩みながら最後まで伴走して送り出してくれたら息子達はまた頑張れると思います。「期待」と言う「信頼」を感じながら!

長文になりましたが、お付き合いいただきありがとうございます(*'▽')
今回は専門領域に介入した内容となっています。ご意見やご感想等、ありましたらお問い合わせくださいませ。
では、次回にまたお会いしましょう!





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