【親しみやすい日商二級】標準原価計算

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スガケンです。

日商二級を受験します。

受験までの経緯はこちら!

*こちらは人気の記事・コンテンツに選んで頂いたようで、ありがとうございます!🤗🤗


折角受験するので、これから簿記を勉強したいと思っている(しなきゃいけない)方に簿記に対する親しみやすさをお届けしたいなと思います!

前回の記事はこちらです。

工業簿記10回目の本日はこちら! 

標準原価計算

これまでお伝えしてきた原価計算は実際に発生した原価を元に製品の原価を計算する方法でした。

標準原価計算はあらかじめ目標となる原価を決め、標準原価をもとにして製品の原価を計算する方法です。
(これがねー、厄介ですよね(笑)目標、標準はわかるんだけど指標が悪いと文句言われるし、いい感じだと来年きつくされるし!どうやっても報われない😭)

計算フローは以下の通りです。

①原価標準の設定 
これ、無駄なく作ったらいくらなの?という基準になる製品1個あたりの標準原価(原価標準)を定めます 
*原価標準は製品1個当たりの標準原価だよ!

②標準原価の計算
原価標準を用いて完成品原価や月末仕掛品原価を計算、当月の標準原価を計算します 

③実際原価の計算
これまでお伝えしてきたの計算方法をもとに当月の実際原価を計算します 

④当月の実際原価と標準原価を比較して原価差異を計算し、その原因を分析します 

⑤原価差異の内容を管理者に報告します


実際の業務を考えると報告が嫌ですねー(笑)😂😂


なんか今月原価高くない!?

と質問されると思いますが、計算した人(報告した人)と使った人(製造部門)が違うと即答できないことも多いと思います。

普段から製造部門、間接部門問わずに原価に関する意識を持っておきたいですね!


差異分析に関してもう少しお伝えします。
差異分析は標準原価との「差異」をみます。

(標準原価)―(実際原価)→マイナスの場合は不利差異
(標準原価)―(実際原価)→プラスの場合は有利差異

と言います。

有利差異が多いと印象はいいんでしょうけどね、、、しっかりした条件で作成している標準原価なのでなかなか有利差異が多くなることは少ないのではないでしょうか。

さて、原価差異は直接材料費、直接労務費、製造間接費などのように分類して分析されます。

直接材料差異は価格差異と数量差異に分けることができます。

価格差異は材料の価格変動などが原因で発生する差異 
数量差異は、材料を無駄遣いしてしまった場合などに発生する差異

です。


今日はここまで!

次回は工業簿記の最後、直接原価計算です。

標準原価計算同様苦手な方も多いパートだと思いますので、少しでも親しみやすくお伝えできればと思います。

簿記試験を受けたいなぁと思っている方がいらっしゃったらメッセージくださいね。一緒に頑張りましょう!

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