「プログラミングを勉強しています」と言うと、なんだか難しいことをしているように聞こえるかもしれません。
コードを書いて、英語や数字が並んでいて、何か特別な知識が必要そうなイメージがありますよね。
ですが、プログラミングがやっていることを超シンプルに言うと、
「コンピューターにやってほしいことを順番に伝えている」
ただそれだけです。
例えば、人に料理をお願いするとします。
「カレー作って」
だけでは、人によって作り方が違います。
・玉ねぎは何個?
・肉は何を使う?
・どれくらい煮込む?
・ルーはいつ入れる?
細かく伝えないと、相手は困ります。
コンピューターも全く同じです。
コンピューターはとても優秀ですが、自分で空気を読むことは苦手です。
「いい感じにやっておいて」
がほぼ通じません。
そのため、
「ボタンが押されたら画像を表示する」
「数字を足し算する」
「名前を保存する」
「ログインできたら次の画面に進む」
というように、一つずつ具体的に指示を出していきます。
これがプログラミングです。
実際に裏側でやっていること
例えば、ネットショップで商品を購入するときを考えてみます。
私たちはボタンを押しているだけに見えます。
でも裏側では、たくさんの処理が動いています。
「購入ボタンが押された」
↓
「在庫があるか確認」
↓
「価格を確認」
↓
「支払い処理」
↓
「注文情報を保存」
↓
「購入完了メールを送信」
↓
「完了画面を表示」
ユーザーからするとボタンを1回押しただけですが、実際には大量の指示が動いています。
プログラマーは、この流れを設計して作っています。
プログラミングは「コードを書く仕事」ではない
ここは意外と勘違いされやすい部分です。
多くの人は、
「プログラミング=コードを書くこと」
と思っています。
もちろんコードを書くことも大切です。
ですが本質はそこではありません。
本当に重要なのは、
「何を、どんな順番で動かすか考えること」
です。
例えば、
「お問い合わせフォームを作ってください」
と言われたとします。
ここで考えることはたくさんあります。
・入力されていない項目はどうする?
・メールアドレスが間違っていたら?
・送信ボタンを何回も押したら?
・管理者にも通知する?
・送信後はどこに移動する?
実際は、コードを書く前に考える時間の方が長いことも多いです。
だから最初は難しく感じる
プログラミング初心者が最初に苦戦する理由は、コードが難しいからではありません。
「コンピューターにどう伝えればいいか」
という考え方に慣れていないからです。
人間同士なら空気を読んでくれる部分も、コンピューターには通用しません。
だから最初は、
「なんで動かないの?」
となります。
でも慣れてくると、
「コンピューターが何に困っているのか」
が少しずつ分かるようになります。
まとめ
プログラミングは、難しい英語を書く作業ではありません。
本質は、
「コンピューターにやってほしいことを順番に伝えること」
です。
そして実際には、コードを書くよりも、
考えること・整理すること・設計すること
の方が大きな割合を占めています。
だからプログラミングを学ぶと、コードだけではなく、物事を順番に整理して考える力も自然と身についていくのです。