理解すると生きやすくなるー陰と陽のバランスー

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昔から陰と陽は対比であり常にバランスの取れたものだと言われています。
このことを用いた非常に面白い話も数々聞いてきて自分の中で腑に落ちたり納得するものがいくつもあったので、今回は陰と陽のバランスについてのお話をしたいと思います。

【陰と陽は常に同じバランスを保っている】

陰と陽と言ってもいまいちピンと来ないですよね。
身近で言えば良い事と悪い事は常に同じくらい起こると言われていると思えばわかりやすいと思います。
良い事が起きたと同時に悪い事が起きるわけではなく時間をずらして起こるのと同じように、陰陽のバランスも数で同じわけではなく質で同じなのだと考えられています。
常にどちらかだけが過多という事ではなく、その人の一生を通して最後には帳尻が合うように全てのことにバランスが保たれています。
自分は運が良いとか自分は運が悪いと思っている人は印象に残る部分に目を向けていたり、まだ気づいていないだけで平均するとバランスが保たれてるといえるでしょう。
ポジティブな人は悪い事を悪いままにせず自分の中で良い解釈へ変換させることができるので、同じ数や質量の悪い事が起こっても悪いだけで済ませない強い力があり「運の良い人」になってると考えられます。
なので「私は運が悪いのに何であの人ばかり良い事が起こるの?」と嘆いている人もいるかもしれませんが、運が良い人もそれなりの良くないこと、陰の部分は経験しており皆平等なのです。
バランスが取れていないと感じる人は感じる部分・着眼する部分の違いで思い込んでいるだけですので、視点を変えると見える景色も変わります。

【嫌いな人が克服できる】

陰陽のバランスと言いましたが実は人間関係でも同じことが言えます。
人は好かれることと嫌われる事が常に同じ割合で起こっていると言われており、これを理解する事で色々な事が腑に落ちる結果になるでしょう。

自分の事を好きと言ってくれる人が100人いるとします。
同じバランスと言われるなら100人の嫌いな人がいるのかと思われがちですがそうではなく、実際は100人に好かれているのと同じ割合の嫌いという気持ちを持つ少数の人である場合があるんです。
芸能人で例えてみると、多くの好きと言ってくれるファンの存在がありますが、万人に好かれている人は存在せず、そのファンの好きをトータルで集めた熱量と同じ熱量の少数派のアンチが必ず存在しています。
反対に世間から批判やバッシングをされ嫌われている人でもそれを補うくらいその人の事を思い支えてくれる存在が少数でも存在するのです。
その存在は他人かもしれませんし身近にいる家族かもしれません。
広い視野で見た時に必ず嫌な存在というのはその人にとって良い経験をする為のバランスを取ってくれる存在という事です。

【陰陽のバランスで気づく人間関係】

私もある時期に凄く嫌いな上司が職場にいました。
機嫌が悪いとすぐに態度に出し、口調が荒く仕事もまともに教えてくれない人で、少しでも接するととてもストレスの溜まる存在です。
でも思い返してみたらその時その上司以外の人達とはとても仲良く仕事ができていて、プライベートでも推し活仲間と楽しく過ごせていた時期だと思いました。
当時は気づかなかったけどこのたった一人の大嫌いな上司のおかげでその他の人間関係は全て上手くいっていて周りと良好な関係ができていたんです。
そう考えたら嫌いな人が何人も居るのではなくたった一人の物凄く嫌いな上司の存在がいるおかげで私は周りの人達と良好な関係が保てたんだと思ったら当時はもっと感謝しておくべき存在だったと思いました。

【悲しい経験と補われる巡り会い】

私の推し様はある時期に大好きな家族を亡くされてかなり精神的に落ち込んでいる時期がありました。
しかし、その後に推し様の人気は急上昇し今ではファンが多い存在になってます。
大切なかけがえのない家族との別れという大きな悲しみと絶望を味わった推し様にはその悲しみを埋めるかのように多くの愛を持った人達が応援してくれています。
大好きな肉親との別れは恐らく人生の中で誰しも経験しなくてはならない大きな陰であり避けられないことですが、それを補うくらい自分の事を想ってくれる存在、愛してくれる存在は増えていくのです。
肉親との別れの後に最愛の伴侶に出会ったり新しい命を授かったという経験がある人も多いのはそういった陰陽のバランスによる運命的な出会いといえるでしょう。
悲しいままで終わらせないのが陰と陽の仕組みです。
ただし、自分で視点を変えなければ気づけない事もあるので、自分で前を向く努力も必要になってくるでしょう。



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