カフェ開業準備|比べられない価格の整理のしかた

カフェ開業準備|比べられない価格の整理のしかた

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ビジネス・マーケティング
近くのカフェの価格を調べたのに、「この値段を並べて比べてよいのだろうか」と迷っていませんか。

税込か税別か、セットに何が含まれるか、いつの情報か。

条件がそろわない価格は、無理に順位を付けず、「保留の理由」を残して整理できます。

この記事では、カフェの開業準備で集めた情報を、比べられるものと確認が必要なものに分ける考え方を紹介します。

比べられない、と感じるのはよくあること


私が、首都圏のある駅の周りにある6店のカフェを調べたときも、そうでした。

価格の表示を読めたのは4店ありましたが、税込か税別か、案内がいつのものか、セットを選んだときにいくらになるかがそろわず、価格の順位は付けませんでした。

価格が載っていても、条件がそろわないまま、価格の数字だけで高い・安いを判断するのは避けたいところです。

ここで無理に並べると、自分のお店の価格を決めるときに、間違った前提を持ち込んでしまいます。

比べにくくなる主な理由


・税込か税別かが、ページから読み取れない
・「〜円から」という表示で、選んだときの金額が分からない
・セットの作り方が違う(ドリンク代に一定額を足す形と、セット全体の金額を示す形がある)
・量や出し方が違う(カップ1杯か、ポットか)
・その価格のページが、今も有効か分からない
・店内と持ち帰りで、どちらの価格か書かれていない

そろわないものは「保留」にする


条件がそろわない価格情報は、無理に順位を付けず、「保留」として残します。

お店の情報を全部捨てるのではなく、比べたい商品ごとに、分からない点を書いておくのがポイントです。

たとえば、次のように残します(説明用の架空例です。調査した6店の記録ではありません)。

対象:ケーキセット
保留の理由:選べるドリンクと、選んだときの合計金額が分からない

次に確かめること:最新の公式メニューで、対象ドリンクと税込の合計金額を確認する

分かっているセットの仕組みは、メニュー構成を考える参考として残せます。条件を確認できた価格情報だけを、比較に戻します。

保留にしたお店からも、分かることがある


価格の高い・安いは言えなくても、メニューの組み立て方は比べられます。

・セットを「足す形」で見せているか、「セット全体の金額」で見せているか
・掲載メニューでは、コーヒーの種類を多く紹介しているか、絞って紹介しているか
・フードを、軽食・ランチ・甘いもののどこに置いているか

私が調べた店でも、違いが見つかったのは価格よりも、セットの見せ方や、掲載されているコーヒーの種類、フードの位置づけでした。

自分のお店のメニュー表をどう組み立てるかを考える材料になります。

自分の予定価格は、材料費から仮に計算しておく


近くのお店の価格をそのまま比べられなくても、自分のお店の予定価格は別に試算できます。

ここでは、販売価格に占める材料費の割合を「材料原価率」として考えます。税抜きの価格を試算する場合は、1杯・1食あたりの材料費も税抜きにそろえます。

材料費(税抜)÷ 目標の材料原価率 = 税抜きの仮価格

計算では、原価率の%表示を小数に直して使います。

消費税は、店内飲食か持ち帰りかなど、提供方法に応じた扱いを確認します。

この仮価格は、値付けの出発点です。家賃・人件費などと販売数量の見込みを合わせて、費用をまかなえるかを確認し、近隣店との違いやお客さまが感じる価値も踏まえて検討します。

調べた情報を、自分のお店のメニュー案につなげたい方へ


近隣店を調べても、何を比べられて、何を確認し直す必要があるのか、整理に迷うことがあります。

その作業を自分の出店予定地で進められるよう、7つの手順と4種類の記入シートを、私がPDFにまとめ、ココナラで販売しています。

比較の条件や保留理由を整理し、自店のメニュー案と価格の試算につなげるためのキットです。

シート2には「保留」の書き方、シート4には価格の試算の欄があります。

6店を調べた実例も収録しています。

ただし、店名・所在地・実際の価格は掲載しておらず、地域の相場を示す資料ではありません。記入シートは、印刷して手書きで使う形式です。

調べた情報を整理する手順とシートを使ってみたい方は、下の出品ページで内容をご確認ください。


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