お風呂あがり、少し乾いた手の甲にハンドクリームを伸ばす。
ふわりと立つ、やわらかな石鹸の香り。
指先に残るぬくもりのなかで、ふと彼の手を思い出す夜。
このハンドクリームの香りには、恋愛の記憶が宿っています。
こんにちは、神楽 玄斗(かぐら げんと)です。
十月も終わりに近づき、朝晩の空気がすっかり乾いてきました。
洗い物のあと、通勤の電車の中、眠る前の枕元。
手先が荒れやすくなるこの季節、ハンドクリームを手に取る回数が増えた方も多いのではないでしょうか。
香りというのは不思議なものです。
目で見た景色は少しずつ薄れていくのに、香りの記憶だけは何年経っても色褪せません。
「この匂い、あの人と一緒にいた頃と同じだ」
そう感じた瞬間、心はあっという間に、あの日の彼の隣へ連れ戻されてしまいます。
寒い日に、彼が何も言わずに手を握ってくれたこと。
コートのポケットのなかで、指を絡めて歩いた帰り道。
あのときの彼の手のぬくもりは、たしかに本物でした。
だからこそ、今の彼の素っ気なさや、少しずつ減っていく連絡が、胸に刺さるのだと思います。
「前はあんなに優しかったのに」
そう思うたびに、乾いた指先と同じように、心までかさついていく。
この季節、そんな想いを抱えてご相談に来られる方が、毎年とても増えるのです。
彼の本音は、霊視でハッキリと視えます。今のあなたの状況を、一度視させてください。
これまで多くの女性を鑑定してきて、私が確信していることがあります。
それは、男性は「言葉」よりも「触れ方」に本音が出る、ということです。
好きだと口にするのは苦手でも、手を差し出すことはできる。
それが、多くの男性の不器用な愛し方なのです。
素っ気なくなった彼について霊視をすると、よく視えてくるのは、夜遅く、ひとり部屋で冷えた手をこすり合わせている彼の姿です。
仕事で大きな責任を背負い、心に余裕をなくしている。
弱っている自分を見せたくない。だからこそ、大切な人から距離をとる。
けれどその心の真ん中には、つないだ手のぬくもりが、ちゃんと残っていることが少なくありません。
彼の心にまだ消えていないぬくもりがあるのか。それを確かめに、霊視で視させてください。
男性の沈黙は、必ずしも「終わり」の合図ではありません。
多くの場合それは、自分の弱さと向き合っている時間なのです。
そして彼が再び手を伸ばすのは、責められずに待っていてくれた人のところであることが、とても多いのです。
今夜、ハンドクリームを塗るときは、ほんの少しだけご自分の手をいたわってあげてください。
指の一本一本に、ゆっくりと香りをなじませるように。
乾いた指先にうるおいが戻るように、心にも、やわらかさは必ず戻ってきます。
彼を責めたくなる気持ちも、不安で眠れない夜も、すべてはそれだけ真剣に人を想ってきた証です。
その想いは、決して無駄にはなりません。
彼が言葉にしない想い、私が代わりに視てきます。
あなたの恋愛が前向きになるように、お手伝いさせていただきます。
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