送信済みの表示が出たまま、もう丸一日が過ぎている。
用もないのに画面を明るくして、また暗くする。
そんな時間を、この数日繰り返していませんか。
こんにちは、神楽 玄斗(かぐら げんと)です。
網戸にした窓のところで、風鈴が鳴りました。少し間があって、もう一度。それきり静かになります。
風鈴というのは、自分では鳴りません。風が来たときだけ鳴る。こちらがどれだけ耳を澄ませていても、風がなければ、あれは黙ったままの小さなガラスです。
返信を待つ時間も、これとよく似ています。
こちらから鳴らすことはできない。かといって、鳴るまで他のことが手につかない。網戸ごしに外を見ながら、次の一回を待っている。そういう夏を過ごしている方が、この時期は本当に多いのです。
通知を切ってみたこともあると思います。それでも結局、自分から確認しにいってしまう。切ったぶんだけ、確認の回数が増えたりもする。あれは意志が弱いのではありません。決着がついていないものを、脳が勝手に見張り続けているだけです。
ここで大事なことをひとつ。鳴らない風鈴は、壊れているわけではありません。風が来ていないだけです。
返信が来ない期間を、多くの方は「関係が終わった時間」として数えてしまいます。けれど実際には、何も起きていない空白であることのほうが多い。彼の側で何かが決定的に変わったのか、それとも単に風が吹いていないだけなのか。ここを取り違えると、必要のない決断をしてしまいます。
彼の沈黙の中身が、霊視でハッキリと視えます。今のあなたの状況を、一度視させてください。
沈黙のご相談で、私が視るのは主に三つの光景です。
ひとつは、彼の生活が単純に忙しく回っている場合。返信は彼の中で「まだ済ませていない用事」の欄に入っていて、罪悪感も薄い。この場合、風は必ずまた吹きます。
もうひとつは、返そうとして止まっている場合。文章を打ち込んでは消す動きが視えます。長く空けてしまったぶん、軽い一言では送れなくなっている。こちらは風が吹いているのに、風鈴のほうが結ばれて動けない状態です。
そして三つ目は、すでに彼の中で片づいてしまっている場合。この場合、視える光景はとても静かです。迷いも葛藤も見当たらない。
この三つ目のときだけは、待つ時間の使い道を変えたほうがいいとお伝えしています。残酷なようですが、静かな光景を無理に読み替えても、夏がもう一つ過ぎるだけです。
外から見れば、三つとも同じ「返信がない」です。けれど内側はまるで違います。同じ静けさに見えても、意味が正反対のことがある。
今のあなたの沈黙がどれなのか、私が視てそのままお伝えします。
待っているあいだ、やらないほうがいいことをひとつだけ。
鳴らない風鈴に扇風機を向けて、無理に鳴らそうとしないことです。催促の連絡や、たまたまを装った投稿。それで音が出たとしても、それは風の音ではありません。あとで必ず、自分で分かってしまいます。
代わりに、窓を開けておいてください。あなたの生活のほうを、風の通る状態にしておく。人と会う、予定を入れる、髪を切る。動いている人のところには、なぜか連絡も戻ってきます。これは霊視をしていて何度も見てきたことです。
風が通れば、風鈴はひとりでに鳴ります。鳴らそうと構えているときには鳴らないのに、忘れて別のことをしているときにかぎって、ふいに音がする。連絡というのは、本当にそういう来かたをします。
ただ、どれだけ待つのかは決めておいたほうがいい。期限のない待機がいちばん人を消耗させます。
彼が言葉にしない想い、私が代わりに視てきます。
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