カジュアル化する美容整形

ひと昔前は お隣 韓国さんを

整形大国などと呼び

いぶかしげな顔を 

していた日本人ですが

ひと時節超えた今

日本も結構 整形大国に

なりつつあります

昔々 整形といえば

マイケルジャクソンの専売特許であり

本当に飛びぬけたスーパースターが

ビジュアルに対する

過剰なプレッシャーから

のめり込むものであり

一般人には ほぼ無縁の

世界だったのでありますが

こと日本人はルックスに対して

非情に保守的で画一性を求める民族であり

親からもらった大切な身体に

審美性のためにメスを入れるなど

言語道断だった訳です

しかし今となっては比較的 簡単な美容整形は

むしろ推奨される風潮すらあるのです

理由は大きく3つあり

一つはビジネスです

過剰で過激な消費活動のサイクルから

逃れられない

日本はすでに後進国へと

なろうとしているのに

永遠と消費を煽るコマーシャルと

インフルエンサーによる先導のプロパガンダの

嵐の中に私達は生かされています

時代の偶像達は 大きく間違ったビジョンを

正しく伝えようとします

第二にSNSの世界における

自我境界線の欠落

更にバーチャルな世界とリアルな世界の

境界線の欠落

サムネやアバター

もしくはインスタ映えし

画像補正された自身の在り方こそが

他人に対する配慮であり

マナーであるという錯覚

第三の理由は 

自己満足です

ちなにに私は整形手術に

反対ではありません

親からもらった大切な身体なのだから

血筋は進むがその永続性からほころぶように

現世一代で滅ぶ刹那なあなたの魂の器を

上手に運営するべきだと思います

本当に本当に大切なあなたの身体ですので

あなたの責任で整形すればいいのです

ただお医者さん選びは慎重にしてくださいね

まちがっても出費を惜しみ

施術代を値切るようなことだけはしないように

お気をつけ下さいませ

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