過去のmemoからの貼り付けですので、必要部分のみご利用ください。
MT4とMT5の機能面と動作パフォーマンスの違い。
MT4は自動売買やカスタムインジケーターの豊富さで根強い人気が
ありますが、MT5はその動作スピードや注文機能の多様性が魅力です。
具体的な各項目についてさらに詳しく。
・動作スピードとパフォーマンスの違い
MT4は32ビットのため、処理能力が限られ、複数のチャートを表示や、大量のデータを扱うと動作が重くなる。
MT5は64ビット対応で、マルチコアプロセッサにも対応しているため、より高い処理能力を発揮します。
特にスキャルピングやデイトレードなど、瞬時の判断が求められるトレードでは、MT5の高速なパフォーマンスが大きな利点です。
・注文方法の比較
MT5では「ストップリミット注文」や「板情報」も利用でき、リスク管理や
エントリー戦略をさらに精密に立てることが可能です。
・自動売買（EA）とインジケータの対応状況
MT4は豊富な自動売買プログラム（EA）やカスタムインジケーターを
サポートしており特に、カスタムインジケーターの数は多く、
トレーダーに人気です。
MT5では新しいプログラム言語MQL5が導入されており、徐々に対応する
EAやインジケーターが増加しています。
MT5では、インジケーターやEAの開発速度がMT4よりも速く、バックテスト機能が充実しているため、自動売買を検証する際の精度が向上します。
・使用可能なFX業者の違い
MT4はほぼ全てのFX業者で対応に対し、MT5は一部の業者だが、増加中で
将来はMT5の方が主流になる。
MT4とMT5、どちらを選ぶべきか？
・MT4の互換性を重視するトレーダー
MT4は長年にわたりFX業界で標準的に使われてきたプラットフォームで
あり、豊富なカスタムインジケーターや自動売買プログラム（EA）が
提供されてます。
・MT5をおすすめするユーザー
MT5は、最新の技術と高機能な取引ツールを求めるトレーダーに向けて
設計されたプラットフォームです。
特に、高度な注文機能や時間足の豊富さ、高速な注文処理が必要な
トレーダーには最適な選択肢です。
・機能を活用したい裁量トレーダー
MT5は、裁量トレーダーにとって非常に有利なプラットフォームです。
より精密な市場分析やリスク管理が可能となるため、戦略的な取引を求める
裁量トレーダーには最適なツールです。
・新しい注文方法：ストップリミット注文や板情報により、リスク管理を
強化できる。
MT5では複数のチャートを同時に表示する機能があり、複数の時間軸や
通貨ペアを一度に監視することが可能です。
そのため、マルチタイムフレーム分析や異なる市場の相関関係を
リアルタイムで把握でき、プロフェッショナルトレーダーにとっては
不可欠な機能となっています。
複数チャートの同時表示：複数の時間軸や市場を同時に監視でき、
プロフェッショナルなトレード戦略が立てやすい。
・高速な注文処理が必要なスキャルピングトレーダー
スキャルピングやデイトレードのような短期取引では、注文スピードが
非常に重要です。
MT5は64ビット対応で、注文処理が速く、スリッページを最小限に抑え
られる点が大きな利点です。
また、MT5はマルチコアプロセッサに対応しているため、複数の注文や
分析を同時に行ってもパフォーマンスが低下しにくく、高速取引を行う
トレーダーにとっては理想的なプラットフォームでしょう。
・高速な注文処理：MT5の高速な動作により、瞬時の注文が求められる
スキャルピングに最適。
・スリッページの回避：スリッページが発生しにくく、デイトレードや
スキャルピングトレーダーに安心して取引できる環境を提供。
複数のチャート分析や高速な注文処理、最新機能を駆使したいトレーダー
にはMT5が向いています。
