幸せの目標を知りましょう(お金があっても幸せではないと言うこと)

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占い
前回は目標の中に「幸せになる」ことも入れて下さいとお伝えしました。

今回はお金と幸せの関係についてです。

昔は年収1千万円を目標と言われることが多かったですね。30年くらい前の「三高」と言われた要素の一つです。「身長、学歴、収入」ですね。

私は今まで医師や経営者の方々に向けた専属の占い師をしてきていますので年収がどれくらいあるとどんな生活ができるかを知っていますのでイメージとしてお伝えしておきましょう。

まずは年収1千万。お金には困ることはないけど節約は必要で家族4人が普通に暮らせるくらいです。それほど裕福とは言えませんし計画的にお金を使わないといけない金銭感です。

続いて年収2千万円くらいの年収では、家族4人が家族旅行で年に一度くらい海外に旅行に行け、たまにちょっと高級なレストランで食事が出来る感覚ですが、生活内容はそれほど贅沢できるわけであありません。

年収三千万円になるとようやく毎月お小遣いが50万くらいになり高級なレストランや飲み屋さんに出入りできるようになります。また、少しお金を貯めてちょっと高級な外車の購入もできるようになります。

年収5千万円を超えると海外にちょっとした行きつけの店を作ったり、そのためのホテルの年間契約をしたり、外車を複数台所有するようになり家の規模も大きくなっていきます。海外旅行でファーストクラスに当たり前のように乗っている方々です。

これが、私の鑑定してきた方々が経験してきた収入と生活の関係です。
しかし、年収5千万超を経験した人ならわかることですが、大金でサービスを買って、それを贅沢だといって繰り返すことは数年で飽きます。
大金持ちになってその数年は楽しんでいただきたいと思いますけどね。

どんなに高級なサービスを受けても同じことの繰り返しである以上、最初の数回の経験では喜びを覚えてもその後飽きてしまうんです。
さらに、お金を持ち始めると周りの友人たちとのバランスが崩れ始めます。周りの友人はお金に群がるようになり食事に行っても多く払ったり、おごらされたり、「お金持っているのにケチだよね」と言う陰口に悩まされます。

そのためお金を持っている同じ環境の友人をつくるようになります。ところが、そういった友人は庶民とは全く違う価値観で動いているので、その人たちの常識を受け入れるまでには時間がかかります。少し堅苦しいネットワークでも庶民では知り得ないお金や情報がその友人関係には渦巻いているのでそれも「スリル」に感じるかもしれません。確かにマナーや礼儀のない人たちは排除さる独特のマナーが存在する場所です。

しかし、このような友人関係に入った頃から、家族も気持ちが徐々に離れ始めます。各々が自分の付き合いを優先し親歳しての役割を果たさず、子供の夕食も子供にお金を渡して「適当に食べなさい」となる。金持ち同士の友人関係で付き合いをしたいからではなく、付き合わないと友人とのコミュニティから外されてしまうので仕方なくいくのです。ところが子供たちは大金を手にして薬や非行に走る。

周りからは裕福だと羨まれるかもしれませんが内情はガタガタになる一方です。

さらに、遊びに力が入りすぎ周りの友人に引き摺られるようになると、自分の事業が傾き始め、さらに自分の資産を狙うハゲタカのような者がその友人の仲間には必ず隠れていて常に財産を狙っているので資産を全て奪われます。

これは私がみてきたごく普通の光景です。みんなそうなるんです。お金の力とはそう言うものです。

成り上がってせっかく仕事が順調になって、数年で夜逃げしていなくなってしまう。そこらじゅうで聞く話です。そうならないために企業を経営している方々に占いでアドバイスをしてきました。
皆さんもお金だけを追いかけるのではなく幸せを追いかけて下さいね。
幸せを掴んだ人の方が生きる喜びを実感できますよ。

ある経営者の奥さんが言ってました。この方は皆さんが驚くくらいの本当のお金持ちです。
それでも「お金がたくさんあると羨ましく思われるけど、本当にバランスの良いのは、あまり有名にはならずに、困らないくらいのお金があって安定していることでしょうね」と言っておられました。

お金があるとお金持ちと思われることや、その財産を得るために業界では名前と顔が知られ、何かにつけて会に呼ばれお付き合いをしなければならず、プライベートがなくなっていき大きな会社の社長の奥さんという目で見られるので気を抜く時間がない。お手伝いさんを家に入れるのには誰でも抵抗がありますのでどうしても自分でしてしまう。お金がある事で家族が庶民感覚をなくせば家族が離れていくことが分かっているので子供達への教育も大変でした。
それを占い師としてそばで見ていると、様々なやり方を提案はできるけど本当に大変な思いをされているのも分かりました。

皆さんのご参考になればと書かせていただきました。
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