「返済比率」って?

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住宅ローンでは、”年間返済比率”という考え方にもとづき審査が行われます。
年間返済比率とは、年収に対する、年間で返済しなければならない返済額の合計のことを言います。
つまり、「年間の返済額合計」÷「年収」です。

「年収」というのは、会社員の方であれば、年末に勤務先から交付される源泉徴収票の支払金額をもとに計算します。

一方、「返済額」というのは、今回借入する住宅ローンのほか、車のローン、教育ローン、個品割賦、カードでのリボ払いなど、ローンをくんだ後も継続して返済が続くと思われる借入すべてを含みます。

ここで見落としがちなのが、携帯電話機種の分割払いです。
新規購入や機種変更の際に、月々の割引額で機種代の割賦金が相殺されるので、実質無料ですとセールスされますが、これは機種代金を24回~48回で分割払いさせられているので、実は立派な借入です。

住宅ローン申込の際に、このような借入があることで思った金額が借入ができないこともありますので、思い当たる借入については借入内容(契約年月、借入先、借入金額、現在の残高、毎月返済額)がわかる資料(返済表や利用明細)を準備してから相談するようにしましょう。

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