「空き地でめんこ」

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【めんこのすゝめ】



6歳の時
幼稚園から一緒のクラスだった
幼馴染の「三品孝之」君がいて
帰宅してがらよく遊んでた。


帰宅すると俺は
宿題のプリントを急いでやって
近くの団地に住んでる三品君の家に
速攻遊びに行く。
(∩´∀`)∩ワーイ


この時俺は
幼稚園でめんこと言う遊びを知って
やってる人が少なかったけど
とても面白くて続けてた。


この日三品君と
何して遊ぼうか相談してたら
めんこの事を思い出して
三品君にめんこを進めてみた。


この頃の三品君は
めんこに興味が無かったみたいで
幼稚園の時全然やらずにいたから
めんこのルールを全く知らない。


なので俺が教えてあげる事になり
俺の家にめんこを一緒に取りに行き
めんこが入った袋を持って
すぐそばの空き地で始める事にした
(*ノ∀`*)ウフフ♪


そしてめんこを始め
俺がルールと技を一生懸命おしえて
めんこを全く知らなかった三品君が
だんだん出来るようになってきた。

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【ルール】



めんこのルールは
互いのめんこを地面に1枚ずつ置き
めんこを地面に叩きつけて
風圧で裏返すと勝ちになる。


その他にも相手のめんこに
自分のめんこを下から潜り込ませ
めんこ半分以下の位置で止まると
「サバ」と言う勝ち技になる。


更に相手のめんこの下に
自分のめんこを潜り込ませ
半分以下で止まらず飛び出たら
「トン」と言う技にになってしまう


この「トン」と言う技になると
3回トンをキメないとならなくて
この場合続けて投げないとならず
結構疲れる勝ち技になる。


何も知らない三品君に
ルールや投げ方を一通り教え
実際にやってみる事にし
俺のめんこを半々に分けた。


そして実際にやってみると
最初凄く下手くそだった三品君が
見る見るうちに上手になっていき
だんだん勝てなくなってきた。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ


そしてとうとう俺は
三品君に負けてしまって
めんこを教えた先輩なのに
もう立場が無くなってしまう。
(ノД`)・゜・。

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【勝てないめんこ】



三品君に負けてしまった俺は
必殺技の1番得意とする「トン」で
三品君を負かしてやる事にし
再戦する事にした。


そしてトンをやりまくって俺は
三品君のめんこをどんどん取るが
3回めんこ投げないと勝ちにならず
3倍体力使いだんだん疲れてくる。


しかし俺がトンを頑張ってる中
三品君のサバがどんどん決まって
1回で俺のめんこを取っていくから
余裕の顔してやがった。
( ゚皿゚)キーッ


三品君のその顔を見た俺は
だんだん凄く悔しくなってきて
意地でもトンでめんこを取り続け
必ず三品君に勝ってやると決意する


でもさすがにトンを続けてたら
体力にも限界が来てしまい
力が出なくてトンが出来なくなり
どんどん三品君のサバに負けて行く


その結果三品君に完全敗北し
三品君の勝ち誇った顔が悔しくて
半べそ状態になってしまい
めんこをやりたくない気分になる


俺のその顔を見た三品君は
気を使いサバのコツを教えると言い
苦手なサバが出来るようになって
おかげで超ご機嫌回復できた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

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