本日も引き続き、ムタリク先生から学んだ、ヨーガ哲学のお話です。
ギャンブル漫画にみるヨーガの思想のお話です!!
なぜ、突然、カイジ?(笑)
最近、久々にアニメ版を見たからです。
シッダの哲学では、
64アーツというのが存在します。
その「アーツ」には、もちろん歌やダンス、絵画などの芸術が含まれますが、
なぜか「ギャンブル」もその一つとカウントされています(!)
オモロイ事実!
ギャンブルには、度胸、推量、心理学、・・・技術はいろいろ必要ですものね。
きっと彼らが今の日本にいたならば、
「緊縛」もアーツの一つのカウントしていたに間違いない・・・。
あれには凄まじい技術(むしろ資格レベル)が必要ですし、人間の心理と密接に関連している・・・
・・・なんて話が逸れる妄想は置いておき、伝説漫画「カイジ」の話。
なぜ今更カイジなのかは、神様に聞いてください(笑)
私もひっさびさに、エスポワール船のアニメ版をチラッと観たのですが、
面白すぎてちょっと圧倒されたのと同時に、
「これってまたもやヨーガすぎるじゃん!」と思ったので、書いておきます。
(ムタリク先生の)ヨーガでは、
ネガティブ・動物的な本能的感情
(例:とにかく自分は生き延びたい、
「自分は」という感情、
他人を押し退けて自分が勝とうとするような感情)を乗り越え、
もっと人間らしい
創造性・自分を信じるチカラ・思いやり・エンパシーを培うことを
教えています。
「カイジ(エスポワール船のエピソード)」の、まさにこれです。
目の前にぶら下がっている「自分だけの得・損」を追いかけ回すほど
私たちは、人間らしさを失い、浅ましくはいずり回り、奴隷になっていくことを、カイジは見抜きました。
まさに、ヨーガ哲学的にも「ネガティブ」と分類される、
自分の損得に振り回される行動と思考・・・
・・・そしてそれは、このストーリーの中でも
結局、私たちを自由にしてくれないのです。
そこはヒーロー・カイジ。彼はこれを打破し、自由を勝ち取るために、
まさにヨーガ的に「人間らしい」とされている、
崇高な「思いやり」の行動を取ります。
まさに、カイジは、カバー写真の図にあるような
「人間として上に昇る行動」をおこなったんですよね。
ヨーガによっても最も人間的な「自分を超越する力」によって、
自分本位の、動物的なクズの地獄をぶち破る・・・・
だからカイジってカッコイイ!!!!!!!!!!
前回の記事にも書いた、
フランクルも、ナチスの収容所でまさに生き延びるだけの中
その感情に振り回されることをやめ、
もっと人間的な、創造的な姿勢をとることで、
現実的に、世界中の人たちに講演ができるほどの未来が訪れたわけですね。
カイジとヨーガ、もう1つ記事になりそうなので、
それはまた次回♪