脳がビビってる

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コラム
こんにちは、よめ子です。

今、軽度ではありますがパニック障害と不安障害の治療中な私です。
主な症状は…

お外怖い!お家が一番!

以上です。

本気でこの病気と向き合ってる方からしたら、ふざけた表現ですみません。
でも本当にこの状態がぴったり当てはまるのが、今の私です。

メンタルは元気です。
元々の持病の方面の関係もあり、やる気が無くなったり少し沈んだりする日もたまーにありますが基本は元気。(安定剤の力も少し借りてますが)
趣味などにも関心、興味は持てますし、こうして文章打ってるのも楽しい。
人とお話するのも好きだし、笑ってる事のほうが多いです。

ただ、外に出ようとすると…
たとえば近所のスーパーに行こうとすると、動悸・息苦しさ・手汗…などなど体だけが明らかな拒否反応を示します。気持ちは行きたいのに。

家の中ではちゃきちゃき家事も出来るのに、家から出ると一気に重苦しさが上半身にのしかかって来ます。

心療内科の先生曰く。
「完全に脳がビビってしまっているね」との事。

もともと体調崩すきっかけが、外食中に酷い脳貧血で救急搬送されたこと。
その後も出かけた先で動けなくなったり、買い物中に眩暈起こして座り込んだり。
…外で体調を崩す事が多く、外に出る事を完全に脳みそが危険!!と思ってしまってそれが抜けなくなってしまったと。

で。それを治すには…1日1回は外に出る事。
出れないっつってんのに本末転倒じゃんって最初は思ったのですが、最初は5分から、慣れたら10分。
家の前に突っ立っててもいいし(不審者/笑)、出来そうなら少し歩いてみる。

もともと人間は誰しも家から出る時に、本能的に多少の緊張状態に入るそうな。大げさに言うなれば外は自分以外が全部敵の世界だから。
今の私は、その緊張を過度に受け取ってしまって。
「外に出たら無理、やられる、死んじゃう…」と勝手に脳がビビりまくってる状態。もちろん気持ちではそんな事一切思ってないのに…
心と脳はこんなにもすれ違いを起こしてしまうんですね。

そこで10月に入ってから、このとにかく「1日1回は外に出る」を実践しています。まだ「改善した!!」ほどの大きな効果はわかりませんが…
10分程度なら、家の周りを散歩する事が出来る様になりました。

まだ買い物とかはハードルが高いですし、時々急な動悸で怖くなることもあります。
でも気長に続ける事が大切な治療法になるので、ゆっくりと脳に「大丈夫、大丈夫」と言いながら続けてみたいと思います。

同じようにちょっと軽度っぽいから、中々心療内科に行けないとか、人に相談しづらいって方もいらっしゃるかもしれません。
もしくは同じように治療に励まれているけど、中々周りに話したり理解を得たりしにくくて孤独を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
でもメンタルの崩れは誰にでも起こります。きっかけは様々、人によっては全くわからないなんて場合もあります。

色々検査しても原因不明な体調不良は、本当に辛いもの。
もし私の体験が少しでも何か治療へのきっかけになれたら嬉しいと思いますので、こうしたお話を聞いてほしいご依頼もお待ちしています。

上手く症状が伝えられなくてもいいんです。
なんか変。でも一応動けるし軽いから…なんて考えないでください。
今だから話して変わる事もあるかもしれません。

お悩み相談、お待ちしていますね。



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