本当にそうなってしまうという、凄まじさ

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前回のブログで、この勉強法で成果が上がるかも、という例えを出したのですが、その一つをここに記載します。

これは、スタンフォード大学の大学院の学長さんが研究したことで、「ステレオタイプの脅威」と呼ばれています。

なんじゃいそれ?という事なんですが。

何かのテストの前などに、自分が思い込んでいる事をほのめかされると、そのことがテストに影響するというものでした。

実験では、2つのグループを作ったそうです。

この2つのグループの人達は、どちらも経験からこんなことを考えています。
私たちは、運動が苦手だけど、頭脳を使う事は、得意だ!と。

そこで、ゴルフで実験が行われるのですが、1つのグループには、その人たちの苦手な運動能力を計るテストだと伝えます。

もう1つのグループには、どの様に打ったり、進めればいいかの戦略を考える(頭脳を使う)テストだと伝えました。

そうすると、この達が得意と思っている、頭脳を使うテストと思っていたグループの方が、成績が良かったのです。


これは、僕自身、自分の得意なことは、自信をもってやれたりするので、僕には、しっくりとくる研究でした。また、他の人でも、「それは、苦手なので」と言って、初めからやらないという事も、見てきました。

よく自分自身で、壁を作るという話も、ここに通じるものを感じます。それで、やってみたら意外に出来て、自信がついた、向いているかもしれないという話も聞いたことがあります。

例えば、引きこもりの方が、コンビニに買い物に行く事が難しいとかあるかと思います。簡単ではないですが、そんな時は、店員さんと話をするのが難しいと考える事も出来ますが、少し、考えを変えてみて、夜風にあたるのは、気分がいいとか、必要なものを買いに行くんだとか、自分は、お金のやり取りが出来るので、話さなくても買い物は出来る等、出来る事を考えていくのもありかもしれません。

その心の良いところに任せ、境界線を越えてみると、いつの間にか傷が埋まっていくのかもしれないという話でした。
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