調和こそ幸福への扉-1

あなたの周りで

起きている事象は

すべて二つに分類される

それは

あなたのマインドが

引寄せている事柄と

宇宙の営みの中で

起きている事柄だ

あなたのマインドは

神とは共存できない

あなたのマインドは

神のためになど

絶対に働かない

神のために

もし働くとすれば

それを通して

エゴが何らかの

利益供与を受取ると

見越しての計算にすぎない

神のためではなく

己のエゴのためにしか

マインドは働かない

絶対にだ

神のため

人のため

社会のため

宇宙のため

それらの全ては

マインドに巧妙に仕込まれた

偽善という名の強欲だ

もし

あなたが本当に

神のために働くのなら

決して「神のため」

とは言わないだろう

それは

誰かのための行為ではなく

自発的に行われる

それは

誰のためにでもなく

その行為自体が

目的となる

その行為を通して

行き着くところなど

どこに在りはしない

その行為が全てだ

その行為が目的だ

その行為が目標だ

その行為がゴールだ

その先に

どこへたどり着こうが

まったく関係ない

あなたは

ただ今、ここで

目の前で可能なことを

粛々と行い続ける

それだけだ

けれども

目的目標を

持ってはいけない

という事ではない

マインドにとって

目的目標は

大いなる原動力となる

あなたが

行為するとき

目的目標が助けとなる

あなたが

新世界へと

未知への扉を

開けようとするとき

その熱望が必要となる

インドの神秘家和尚OSHOは言う

「初めに熱望しなさい

　そして、

　それを手放しなさい

　そうでないと

　やがてその熱望が

　あなたを阻害する」

ハートだけでは

なにも起こせない

身体だけでは

多くは起こせない

マインドだけでは

創造は起こせない

ハートと身体とマインド

この三つの絶妙な

ハーモニーだけが

あなたと新世界を

創造することが可能だ

どれ一つ欠けても

未知への扉は開かない

瞑想だけが

この三つを同調させる

瞑想だけが

未知への扉のカギを照らす

神とは

宇宙とは

存在とは

未知なる新世界とは

あなたを通してしか

瞑想を通してしか

やって来ない

だが

忘れてはいけない

瞑想もまたいつか

手放さなければいけないことを

そして

あなたが

エンライトするその時

あなたは

あなた自身すら

手放していることに

気付くだろう

LOVE  Charam

調和こそ幸福への扉-2へ続く