そこにどんな需要と供給があり、どんな合意のもとに成立しているか

そこにどんな需要と供給があり、どんな合意のもとに成立しているか

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コラム
あるテーマについて「ジャッジしない」という姿勢を取ると、時々、「それは、なんでも良しとする、無責任な態度なのでは」と受け取られることがあります。

今日は、この誤解を丁寧に解いておきたいと思います。


ジャッジを手放すとは、良い・悪いという結論を急がず、まず構造を見るということです。

それは、無条件の肯定とは違います。

たとえば、性に関わる仕事へのまなざしを考える時、

「素晴らしい仕事だ」と持ち上げることも、
「良くない仕事だ」と断じることも、どちらも急ぎすぎた結論です。

まず見るべきは、そこにどんな需要と供給があり、どんな合意のもとに成立しているかという、事実としての構造です。


僕自身、これまで、精神性や自己探究というテーマを中心に扱ってきました。

今回、お金や性というテーマにも、
同じ構造解析の姿勢で向き合ってみました。

それは、これまでの姿勢が変わったのではなく、
同じ姿勢を、これまで扱っていなかった領域にも広げてみた、というだけのことです。


ジャッジを手放すというのは、判断を放棄することではありません。


結論を急がず、まず丁寧に構造を見るという、
一貫した態度のことです。


細井敬太



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