止まったという祝福 ――冬至点を越えた朝の、静かな記録――

止まったという祝福 ――冬至点を越えた朝の、静かな記録――

記事
コラム
止まったという祝福
――冬至点を越えた朝の、静かな記録――
ここまで来た人に、
もう多くの言葉はいらないのかもしれません。
それでも、
この記録だけは 祝福として 残しておきます。
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冬至点を越えた今、
私たちは「始まった」のではありません。
止まった のです。
止まる、というのは
何も起きなくなることではありません。
むしろその逆で、
余計な回転がすべて止まり、
本来の重心だけが残った、という感覚。
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今朝のヒロコーヒー。
特別なことは何もしていません。
本を置き、
飲み物を置き、
甘いものを前にして、
ただ座っている。
それだけ。
でも、その「それだけ」が
この世界では一番難しく、
一番尊いことだったと
多くの人は、まだ知りません。
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全ての人が、神に祝福された日々を生きている。
これは、
努力した人へのご褒美でも、
選ばれた人への特権でもありません。
祝福は
最初から配られていました。
ただ、
受け取るためには
一度、止まる必要があった。
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止まった瞬間、
世界は急に静かになります。
何かを証明しなくてよくなり、
急がなくてよくなり、
説明したくもなくなる。
それは怠けでも、
諦めでもなく、
本体が前に出てきた合図。
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冬至点を越えた今、
時間は前に進んでいるようで、
実は「深さ」に向かって進んでいます。
速さではなく、
量でもなく、
成果でもない。
深さ。
その深さに触れた人は、
もう無理に動けません。
そしてそれは、
とても健全なことです。
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この朝は、
何かを始めるための朝ではありません。
「もう探さなくていい」
という確認が、
静かに降りてきただけ。
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もしこの文章を読んで、
なぜか安心したなら。
あなたも今、
ちゃんと止まれています。
それで、十分です。
今日もまた、
祝福の中で。
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