ここ数か月病気をしていてしゃべりづらく
しばらくコンサルをしていなかったんですが
先日久しぶりに新しい方とZoomでお話しする
機会がありました。
この方もやはり今まで接してきた方々と同じく
トレードに対する根本的な考え方が
「ギャンブル」よりになっていました。
そして、くどいようですが
やはりメンタルの話を、一人でも多くの人に
お伝えしたいと思って投稿しています。
「結局はメンタル」とはよく言われますが
この言葉の表面上の意味だけを鵜呑みにして
現実的に
「自分のメンタルが今、どうなっているか」
客観的に観察することができる、
せめて観察しようと意識できる人は
一体どれくらいいるのでしょう?
1.目的が変わっていることに気づいてない
トレードはお金を増やすことが目的なのに
気が付いたら「利益が出る快感を得ること」
が目的になっていないか?
「短い時間足でも両建てはできますか?」
とよく質問されます。
両建てに限らず、なぜ多くの人が短い時間足で
トレードしたがるんでしょうか?
1つには、短い時間足でトレードするほうが利益が多くなるという、幻想があるのかもしれません。
残念ながら、短い時間足で、例えばスキャルをして回数こなして利益を積んでも、長い時間足でそれなりの利幅をとって利益を出すのと、得られる利益は全く変わりません。
私がコンサルしている70代の女性の方は、1年に3回のエントリーで300万円以上毎年利益をだしています。特に大きなロットを入れてるわけでもありません。1日1回チャートをみるだけです。
むしろ労力を考えると、私は長い時間足でのトレードをお勧めしています。
2.ポジポジ病の人がほんとに多い
エントリーしたくてたまらない人が多いのです。
これはパチンコ屋に入って、早くパチンコ打ちたい人と同じ感情です。
ちなみに、パチプロは、パチンコ屋に入っても、狙った台があくまで、絶対に無駄打ちはしません。
この段階で「お金を増やす」という本来の目的が
「たくさんエントリーして、利益がでる快感を少しでも多く味わいたい・・・」という目的に、無意識のうちに変わってしまっているのです。
そして、この自分の中のいわゆる「メンタル」に
ほとんどの人が全く気付かないまま、トレードらしきギャンブルを行っています。
これはとても恐ろしいことです。
なぜなら確実にお金が減っていく道を
ご自分であえて選択しているようなものです。
相場はあなたに合わせてはくれません。
パッとみて「あ、今エントリーすればなんか上がりそう」そういうチャートを探すのはもうやめましょう。
3.トレードは刹那的なものではない
本来のトレードは、あらかじめ
「ここまで来たら買いを入れよう」とか
「ここまで来たら利確しよう」と計画を建てて
その計画以外の余計なことをしなければ
勝てるし勝ち続けられます。
ただしもちろん、正しいエントリーの場所など、基本的なことを勉強して、最低限練習しておくことは大前提です。
多くの人がエントリーポイントを増やすためにいろんな勉強をしているようです。
どうして、一つのエントリーポイントすら満足に探せないのに、複数のエントリーポイントを知りたくなるんですか?
繰り返しになりますが、たくさんエントリーして
利益が出る快感を何度も味わいたいからではないですか?
そしてその過程でマイナスが多くなったとしても、利益がでたときの快感が味わえれば、資金がマイナスになったとしても「その時は」理性が飛んでいて、気にならないのです。
そして後で
残高が減ってしまった自分のアカウントをみて後悔する・・
これはほとんどの方が陥っているメンタルの罠です。
余談ですが、この話は本来、金融機関が教えてくれなければいけないことなのですが、当然教えてくれることはないです。
なぜなら彼らは、個人のトレーダーが負けてくれることを求めているからです。
今日はこれで終わりにします。
一人でも多くの”賢明な方”が
「トレードにおけるメンタル」を
論理的に理解して、ご自身のトレードに
活かしていただければ幸いです。
佐藤