会社を守るために大切なもの

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法律・税務・士業全般
会社と従業員との間の信頼関係を築く、秩序ある会社を築き、大切な会社を末永く守るためには、最初が肝心です。

〇 会社を作った早い段階で会社のルールをしっかり定めておく
〇 従業員を雇用したときは、条件をしっかり提示し、雇用する

この2点をしっかり行っていただくことが大切です。
そのために役立つものが「就業規則」であり、雇用契約書をはじめとする雇用関係書類です。
就業規則は、労働条件のほかルールを定めた、いわば「会社のルールブック」です。
また、雇用契約書や労働条件通知書は、どういう条件で雇用するかを提示し、その上で合意(契約)するために欠かすことはできません。

また、従業員にしっかり、まじめに働いてもらうために、誓約書で制約してもらうことも大切です。
会社と従業員間でトラブルが発生し、それがこじれてしまうと、当事者間での解決を図ることが困難となってしまいます。

そのトラブルの大きな原因は、会社のルールや労働条件の「口約束」です。

会社ルールや労働条件を口約束しておくと、後になって言った・言わないの論争になる、しかし書面で残っていないから確認のしようがない、その結果、問題がさらにこじれる、という悪循環になってしまいます。

トラブルの発生、特に問題がこじれてしまうと、その解決のために会社も大きな労力を払わなければなりません。

だからこそ、会社規模・従業員数に関わらず、就業規則の整備と雇用関係書類を用いた雇用契約を行っていただきたいです。

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