【HSPは特別な事ではない⁉】【感受性(共感性)は日本人気質】

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こんにちは!

HSPおじさんの『ながいみつる』です。

この、ブログを読まれている皆さん、自分がHSPなのか気になっていらっしゃる方が多いですよね!

「人間関係に疲れやすいからHSPかも!」

「朝起きられないからHSPかも!」

「仕事が続かないからHSPかも!」

「疲れやすいからHSPかも!」


世の中には、色々な「HSP」が蔓延しているので、

「何を信じていいのかわからない!」

「自分は本当にHSPなのか?」

「HSPは特別な事?」

と疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。


そこで私は、気質の正しい認識を広め、差別意識や不安を取り除くための活動をしようと思い立ち、このブログを書きました。


HSPは感受性を持つ人の中で、得に感受性が強い人の事を指します。

まずは、感受性がある事がそれほど特別でないことを説明していきたいと思います。

【感受性のある人は「日本人」では一般疫な気質】


日本はそもそも、感受性(共感性)を持つ人が多い国です。

その理由として、日本は海外の人(特に欧米の人)から
「おもてなし」「思いやり」「気遣い」「配慮」
の国民性があると評価されています。

少し前ですが、サッカーの世界大会を日本人が観戦した後で、人から強要されるわけでもなく、周りの席のゴミを片づける姿が海外で取りざたされていましたよね。

それ以外にも外国の方から見ると、満員電車、デパートや駅でのエスカレーターでの気遣い

道路での車と歩行者が互いに譲り合う姿や、運転手の配慮に気遣う子供の姿など、

そのやり取りが、世界のニュースなどに驚きの内容として取り上げられることがありました。


中で、びっくりされるのは、スクランブル交差点を雨の日に傘を差しながら、声も掛け合わずにぶつからず行きかう姿です。

単純に「慣れ」や「学校教育」だけでは説明できない、老若男女の他人同士が、何の合図や声掛けもなくスレ違いながら互いの配慮を察して行動できる事。

この姿は、震災時やその他の災害時にも、日本人の「礼儀正しさ」「互いを思いやる日本人独特の集団行動」として海外のニュースで取り上げられています。

私たち日本人の多くは、当然のこととして疑問に持つことは少ないのですが、

改めて聞かれると、いったい何時「こういう場合にはこういうサインを出し合って、こういう行動をする」事を教わったのでしょうか?


例え、「人の事を考えて行動する」という言葉を教わったとしても、

「この場面ではどうすればいいのか、相手の気持ちは言われなければわからない」のは普通の事。

しかし、日本人の多くは、相手が声に出す前に自然と「察して」相手に必要なことをスマートに行動するのです。

防災訓練や学校教育だけでは説明がつかない「自然の配慮」がそこにあります。

その、無意識に行っている行動の中、日本人は「相手の気持ちを」どのように、どこで察しているのか、考えても答えがなく当たり前に出来ていることこそが「感受性(共感性)」の正体です。

なので、感受性がある事・感受性が強い事(HSP)は、実はマイノリティ(少数派)ではなく、日本においてはメジャーと言えます。

ただ、当事者である日本人が、その事実に気が付かないのは「口に出さずに察することが出来る」のは当り前という意識があるため。

誰も不思議がらずに、互いの気持ちも言葉にすることがないので気づけないのです。

つまり、察することが普通の事ではないと認識されている「日本以外の人」の目線や考え方を知って、初めてこの特異性に気が付けます。


【感受性タイプは日本人気質・感受性気質が全てHSPではない】



誤解を防ぐためにお伝えしますが、日本人気質(感受性タイプ)全てがHSPというわけではないという事です。


あくまで、感受性タイプの中にHSPという特徴の気質があります。


また、わかりやすいように日本人気質と表現していますが、海外にも感受性タイプの人はいますし、日本人の中にも欧米人に多い自発性タイプの人もいます。

ただ、日本ではどちらの方がオーソドックスかというと、感受性タイプの人の方が多いというだけで、

感受性タイプが日本人に多い気質」=「日本人気質」
という意味で私は表現しています。

逆に言えば、「自発性タイプの日本人は感受性気質に比べれば少ない」ので、
「欧米人に多い気質」=「欧米人気質」
と表現させていただきたいと思います。


ちなみに、以前のブログでもご紹介しましたが、気質には「右脳タイプ」「左脳タイプ」の2つの考え方や感覚の違いがあり、
感受性タイプ(日本人気質)と自発性タイプ(欧米人気質)の人に大きく分かれます。

※感受性タイプ(日本人気質)と自発性タイプ(欧米人気質)の特徴について、気になる方は、下記のブログをご確認ください↓↓






【日本人気質(感受性タイプ)とHSP】



日本人気質(感受性タイプ)は、無意識に人の感情に共感して気遣いする気質。

つまり、人が感じている「プラスの感情(期待・喜び)」と「マイナスの感情(不安・ストレス)」の両方を受信して反応します。

感受性タイプはその中で
>「より相手のプラス感受に敏感で人の期待に応えようとするタイプ」の人と

>「より相手のマイナス感情に敏感で人の心配をするタイプ」の人に分かれます。

後者の「より相手のマイナス感情に敏感で人の心配をするタイプ」の人が
「感受性が強い」=HSPだと考えます。



この「感受性が強い」=HSPの人の中にさらに
>「周囲の仲間を率先して心配し、思いやりの言葉や行動など無意識にとってしまう仲間思いが強い人。積極的に困っている仲間をサポートしてしまうタイプ」(面倒見がいい人)

「周囲の人がストレスを感じていないか常に心配し、よりネガティブな印象が強く、自分から相手に声をかけづらいことで人の事で悩みを抱えて気疲れしやすいタイプ」(人が好い人)

2種類のHSPが存在すると考えます。

HSPに共通するのは、人がどう思っているか、先回りして周囲の気持ちを心配しすぎてしまう優しさが強い事です。


【まとめ】

HSP気質や感受性(共感性)を特別視せず、

身近な日本人気質の中にある「おもてなし精神・思いやり・気遣い」などの「察する力」
と考えていただければ、決して理解できないものではありせん。

正しい認知が広がる事で、感受性やHSP気質が「未知なもの」から、一般的なものとして理解されれば、不安は軽減できるのではないでしょうか。

そして、「悩み」の本質的な問題は別の部分だと気が付くと思います。

それは、いかに自分の「当たり前」の中に、無自覚の部分が多く存在しているのかという事です。

知っているように見えて知らないことや、言葉にしなければ伝わらない事はたくさんあります。

だからこそ、わかってもらえないと思い込んで一人で悩んでいることでも、実は、人に相談してみることで解決出来る事が本当はたくさんあるんですょ(^^)/

普段「察して行動するから、あえて口に出さない」感受性タイプ(HSP)の人が日本には多いので、互いに気が付きにくいかもしれませんが
実際、話してみると同じ気持ちでいる人が多いはずです!!

なので、いろいろ気になる事がある時ほど、周囲の人に積極的に話して確認してみてください(^_-)-☆



ほかにも、自分自身の経験や日本人と欧米人の感覚の違いをもとに、HSPや日本人の特徴など様々な内容をブログに書いていきます。

今後、悩み相談やHSP診断等、ココナラでの販売も考えておりますので
ご興味御ある方は、ぜひフォローやいいねお願いします!



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