こんにちは。
HSPおじさんのながいみつるです!!
今日は、HSPを理解していただくため、初心に戻って
【HSPって何?】についてまとめてみました。
【HSP気質は個性】
HSPは、個性の一つです!
社会生活の中で「問題・障害」となるものや、「医学的な何か」というものではありません!!
では、その理由を説明いたします。
【そもそもHSPとは】
HSPを発見したアメリカの研究によると
生まれつき「非常に感受性が高く、人の気持ちに敏感な気質を持った人」
という意味で
「Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)」
と呼ばれ、頭文字をとってHSPと略されています。
その研究では、HSPはあくまでも
「考え方や感覚の種類」といった
特徴の一つという位置づけで紹介されています。
つまり、同じスポーツや勉強、趣味や仕事を行っていても、
「自分の気持ちや感情を優先して行動する人(感受性がない人)」と
「人の気持ちを尊重して行動している人(感受性がある人)」がいるように、
心の中で無意識に抱く行動目的が異なるものがあると考えられています。
ただし、これは目的が違うというだけで、仕事や行動、結果や評価などに影響がないと考えられるため、この「気質(感覚や潜在的な行動目的の違いなど)」は個性の一つであるとされています。
また、生まれついて備わる気質は変わる事はないと言われています。
HSPである事自体は
社会生活に対して「異常・問題・障害となるもの」ではなく、
個人の「個性・特徴」として受け入れられいる事で「医学的なもの・病」ではないと言われています。
感受性がある人の中でも、特にHSP(ハイリーセンシティブパーソン)は、
特に感受性が強く、人の気持ちや感情に過敏すぎてしまう為、、
生まれ持って「人の感情・気持ち・痛みなどに共感しすぎてしまう」
「人の気持ちを感じすぎて」しまう人の事です。
その為、HSPは無意識に人を優先しすぎてしまう(配慮しすぎる・相手の事を心配しすぎる)傾向があります。
より「人の気持ちに寄り添った判断をしてしまう」、気持ちの優しすぎる人という印象を持たれているようです。
仮にHSPである事で起こる問題があるとすると、競争社会の中で周囲に遠慮しすぎてしまうことで、無意識に自ら損を受け持つ傾向が強い事です。
人の痛みがわかりすぎてしまう為、自分から人を傷つける行為が出来ない特徴があります。
※人に迷惑やストレスを与えることに罪悪感と抵抗が強い。
なのでHSPは、「サイコパス」とは真逆に位置する「エンパス」と表現される事があります。
【感受性とは】
感受性がある人の特徴につてい詳しく知りたい方は、下記のブログをご確認ください↓↓↓
【感受性タイプと日本人・日本人にHSPが多いと言われる理由】
欧米に比べて日本人はHSPの比率が多いと言う研究結果があるようです。
その理由として、日本人に感受性タイプの人が多いことが理由に挙げられます。
感受性を持つ国民性の裏付けとして
「察する能力」「気遣い」「思いやり」など、
相手の気持ちを考え、口に出さずに行動することが出来る能力は、
感受性がある人の特徴に当てはまります。
気質は「生まれついて備わり、変わることの無い個性」であり、
「察する・相手の気持ちを無意識に理解する」感受性は後天的に獲得することはできません!!
困っている人の為に、個々人が自分で考えながら行動し、なぜかまとまって動く日本人特有の「集団意識」がある事は、日本人に「感受性タイプ」が多いことの証明です。
感受性が日本人に多い「日本人気質」であることを、より詳しく知りたい方は、下記のブログをご確認ください↓↓↓
【気質とは】
HSPは「右脳が活発」という特徴があるという研究結果があると言われています。
なので、それを基準にすると、先天的に右脳の感覚をメインとするタイプか、左脳の感覚をメインとするタイプかによって気質は分かれているのではないかと考えます。
・生まれつき「右脳が活発」な人を感受性タイプ。
・「左脳が活発な人」を感受性がないタイプ(HSPが発見されたアメリカでは一般的なタイプ)
と考えます。
【気質の違い】
人には、それぞれに生まれ持った「気質」があり、互いに足りない部分を補う形で存在していると考えます。
例えば、私たちは必ず「右利き」か「左利き」のどちらかに生まれますよね。
もし、字を描く時に両方とも利き手だった場合、どちらで鉛筆を持ったらいいのかわからずに戸惑います。
両手で鉛筆を持っても、上手く書くことは出来ません。
なので、スムーズに行動できるように、必ずどちらかをメインとして生まれてきます。
その為、自然と右利きの人は左手をサポートとして使いますし、逆に左利きの人は右手をサポートとして使います。
それは、自分の意思で決められるものではなく、無自覚に備わり、我々は違和感なくそれを受け入れて生活しています。
逆の支え手は、使い続けることで発達し、使わなくなると、またうまく使えなくなるのに対して、利き手は最後まで感覚が意識できます。
同じように、脳にも右脳と左脳があり、記憶をつかさどる海馬が左右に存在しています。
きっと、その使い方が左右で異なるのではないでしょうか。
そして、様々な要因によって、そのどちらか一方が生まれついて「メイン・利き脳」となっているのではないかと思われます。
これは、後天的な勉強の仕方で身につく「左脳タイプ」や「右脳タイプ」の頭の使い方とは違います。
生まれ持って左右の感覚がどちらに強く発達しているかによって、その後の思考の基準に違いが生まれるのではないかと考えられます。
【気質のタイプ】
感受性がある人と感受性がない人の違いなど
日本人に多い「感受性タイプ」と、欧米人に多い「自発性タイプ」を詳しく知りたい方は、下記のブログをご覧ください↓↓↓
【まとめ】
もともと、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の研究内容の中では、現在言われているような「ネガティブなもの」ではなく『一つの個性』であるとされています。
HSPは「社会生活に優劣となるもの」ではありません。
本来、HSPは「人の気持ちを察する事」が出来る個性を持った人という意味であって
周囲の人に寄り添ってしまう思いやりが強い特徴がある人という事を指す言葉でした。
ですので、HSPだから「これが出来ない・あれが出来ない」と決めつけてしまうことは間違いです。
それぞれの気質に合った目標を見つけることで、備わった能力を100%引き出すことが出来ます!!
HSPは特別な能力であり「長所」です!!
まずは、自分がどのような目的を持って行動する「気質」に該当するのかを意識してみて下さい。
※自分の気質を見分ける方法「HSP気質セルフチェック」は↓↓↓(^_-)-☆
これからも、様々な気質にまつわる知識や、自身の経験をもとにした研究内容を乗せていきますので、共感いただける方は、イイねとフォローよろしくお願いします!!
今後、気質診断や悩み相談などを行う予定ですので、その時には、HSP以外のお悩みに対しても気軽にご相談ください<m(__)m>