皆さんこんにちは!
HSPおじさんのながいみつるです。
突然ですが、皆さん巷でウワサされている「HSPはこういう特徴の人」についてどう思いますか?
私は正直、世間で言われている「HSPあるある」や「繊細さん」のイメージの全てに共感出来ているわけではありません。
むしろ、マイナスイメージに受けとられることがしばしば...
「う~ん、当てはまる事とそうじゃないことがあるんだけどなぁ」
「そういう行動はあるけど、そういう意味ではないんだけどなぁ」
「ちょっと違うんだけど」
など、人から見えている特徴と世間の考える
『きっとこうだろう』
という意見に少々ズレを感じています。
実際、私と同じように
「自分はHSPだと思うけど、なんか違う」
「HSPだとは思うが、HSPだと思われたくない」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで、私なりに自分の感じている「人との違い」や、そもそも「気質って何?どの部分?」についての意見と、発見した事柄についてブログを書いていこうと思います!!
少しでも、同じ気持ちで悩んでいる人の力になれたら幸いです!!
※HSP気質をセルフチェック!!気になる方は、下記のブログをご確認ください↓↓↓
HSPで悩んでしまうのは「自分以外の気質」がわからない事が原因です!
人と一緒に行動していたとしても、後で話してみたら行動理由が全然違ってたなんてことがよく起こりますよね。
人は受け取り方が違うと頭でわかっていても、どのような受け取り方をするのか、本当のところよくわからないというのが正直なところです。
なので、まずはHSPとそれ以外の”気質”について、
どのような違いがあるのか説明していきたいと思います。
【気質の違い】そもそも気質って何だろう?
そもそも「気質」って何のことだかわかる人いますか?
よく、HSPは感受性が強い人と言われます。
しかし、感受性が実際はどういう感覚を指すのか、感受性がない人は逆にどんな判断をするのか、比較するものがないと違いがわかりませんよね?
感受性がある事がマイノリティとしたならば、一般とされる感受性がない人たちはどのように判断しているのでしょうか?
そこで、私なりに気質の違いを「感受性」と「それ以外」に分けて書いてみました。
>気質は大きく分けて2つのタイプがある
まずHSPが属する方を”感受性タイプ”とすると、対になる方を”自発性タイプ”としましょう。
それでは、感受性タイプと自発性タイプを比較していきたいと思います。
【感受性タイプ】
感受性タイプの人(HSP含む)の特徴は、一般的に「外界の刺激・印象を感じ取る能力」と言われています。
わかりやすく言うと「周囲の人の感情や気持ち(感)を受信(受)する性質(性)」の事。
共感性と言われることもあります。
その為、感受性タイプの人は無意識に周囲の感情を受け取り「人の為・相手目線」で行動しようとする特徴を持っています。
なので、人からは思いやりがあると言われます。
ただし、本人は意識して行っているわけではない為、自分自身が「相手目線」で物事を考えている自覚はありません。
無意識に、人の事を優先した思考をしてしまうので、自分の好き嫌いよりも『相手の好き嫌い』を気にしやすい傾向があります。
【主な特徴】
・子供のころから『誰かの為』(母親を含む家族や、周囲の友達など)を意識しやすい。
その為、自分の事より先に人の気持ちを考えて行動したり、常に心の中で誰かのことを心配している(気にかけている)傾向がある。
子供のころから、相手の気持ちに同調して泣いたり喜んだりするなどの特徴がある。
・個人主義よりも、無意識にチームワークを考えて行動する。
・同じ作業を助け合う仲間としてチームメイトの事を考えて行動する。
その為、困っている仲間をがいると、自分を含むチームの為に手助けしようと考えて行動する。
・基本的に、相手の事を考えて行動するのが当たり前と感じているので、個人主義な言動をとる人(特に人の迷惑となる行動をとる人・人の気持ちを考えない人)が理解できず苦手意識が強い。
・日本人に多い気質で、欧米には少ない。
☆【HSP気質】☆
・感受性タイプの中で、人のマイナスな感情(不安や不満・怒りや悩みなど)をより敏感に感じ、自分の事よりも人の心配をしてしまう人がHSP気質と思われる。
一般的には「感受性が強い」と表現される。
人間関係の中で自分以外の人のことを考え、自分の気持ちを我慢してしまう為、周りからは気が弱く頼みごとを断れない人と思われることが多い。
実際には「無意識に人に気配りをして行動する繊細さん」なので「繊細さん」というよりも「気遣いさん」の方がしっくりくると思います。
【自発性タイプ】
自発性タイプの人(感受性タイプ以外・HSP以外)の特徴は、一般的に「自分の思い・気持ちなど内面から湧き出た衝動で行動・判断する力」を持つ人と言われます。
わかりやすく言うと「自分の感情や気持ち(自)を発信(発)する性質(性)」という意味だと思います。
ですので、無意識に自分の感情を周囲に伝え「自分の為・自分目線」で行動する人です。
その為、周囲からは自分の気持ちに素直で好き嫌いの意見がはっきりしていると思われやすい傾向があります。
このタイプは、周りが自分の好き嫌いを理解してくれると信じている人が多いです。
その代わり、感受性タイプの人と違い、相手の好き嫌いがよくわからないことがあります。
【主な特徴】
・感情表現が豊か
子供のころから『自分の好き嫌い・欲求や心配』の気持ちを周囲伝え、相手に行動をせがんだり、期待するなどの言動をとりやすい。
自分の気持ちが伝わらないと泣いてそれを知らせたり、気持ちが伝わると喜んだりする。
・チームワークよりも、無意識に個人主義(自分の気持ち)を優先して行動する。
・同じ作業仲間やチームの中で、自分が出来る仕事・活躍できる仕事・自分がまかされている部分を意識する。
その為、周りに困っている仲間をがいても、まずは自分の作業を優先し、後でゆとりがある場合、内容を確認したうえで仲間の面倒を見る。
・基本的に、人は自分の事を考えて行動するのが当たり前と感じている。
その為、人の事を優先する言動をとる人(特に人の事を心配して行動する人・相手の気持ちを考えて自分の気持ちを抑える人)のことを理解できず苦手意識が強い。
感受性タイプ・HSP気質などの「思いやりや配慮」を偽善と疑いやすい。
・特に欧米に多い気質で、日本人にはもともと少なかった。
☆【HSPと混同されていますが、こういう人はHSPではありません】☆
・自発性タイプの中で、特に自分のマイナスな感情(不安や不満・怒りや悩みなど)が過敏で、自分の好き嫌いや心配を優先して考えいる人はHSPではないと思います。
以上が、簡単な気質の特徴をまとめたものです。
基本、このどちらかのタイプに当てはまると思いますので、自分自身の気質や相手の気質が気にある方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
気質には違いがあり、大きく2つに分けると
感受性タイプ(HSPを含む)は受信機(気持ちの受信・共感と実行)
自発性タイプは送信機(気持ちの伝達・意思の伝達)
の役割があります。
この二つの違いのある人たちが、互いに察し察せらながらそれに気づかず上手く回しあっているものが社会です。
ですので、、
まずは自分とは違う気質が存在することを知り、それぞれの特徴にあった生きやすい社会を作ることが大切です。
どちらの気質の人であっても、気づく人も気づかない人もいるのですから、
特に感受性タイプの人は、人の為に行動したり、先に人の心配する前に
「言葉にしないと気付かないのかも」と考えて、相手への気持ちなど行動理由を口に出しましょう。
また、自発性タイプの人は、普段何気なくスルーしてしまうことも「もしかしたらこれって、自分の為に用意してくれたのかも」と意識し、相手の行動理由がわからないと感じた時は「なんでやってくれたの?」と口に出して確認してみてください。
そうする事を心がけるだけで「相手の為に行動しているのに気づいてもらえない・伝わらない」ことへのストレスが解消できます。
このほかにも、より細かいHSPの情報を今後ブログに書いていく予定なので、ご興味のある方は是非ご拝読ください。
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