HSPは『考えすぎる敏感な性格』じゃない!?実は、一度に記憶できる情報量が多すぎるだけなんです!

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こんにちは。
新年の初投稿です。
今年もよろしくお願いいたします。

受験シーズンという事で、本日は
HSPの記憶の仕方・頭の使い方の特徴・学力
について書いて行こうと思います。


※自分の気質が気になる方はHSP気質をセルフチェック↓↓↓



HSP気質の強い人で子供の頃に、気になる事や疑問があっても、
聞くと相手に迷惑がられたらどうしようと相手の気持ちを気にしたり、
人に自分の事で迷惑をかけてしまうことに対しての為罪悪感が強くて、
結果、わからないことを打ち明けられなかったりした経験のある方はいませんか?

大なり小なりの違いはありますが、私自身や、周囲にいるHSP気質の人達の
共通点として、このような経験をしている人が多いように感じます。

特に、幼少期や学生時代にこの傾向が強く、
周囲から見ると周りの勉強のペース(授業)について行けないように映ったり、
同じ授業内容についていけているほかの人と比べられることで、
HSP気質の子供(HSC)は勉強が出来ない、学習能力や理解能力の発達が遅い
と誤解を受けてしまう事があります。

中には、『物覚えが悪い子。』
『自分の気持ちを上手く伝えられない子。』
ととられ、勘違いされた経験をお持ちの方も多いかと思います。

私は、特に子供の頃、親や先生からよく勉強が出来ないと指摘されていました。
特に、母親からは学校の成績や勉強のペースについて行けない事で、
周囲の子と比べられては
『勉強ができない子。学習能力が足りない子。知能に問題があるのでは』
と心配されていた事を思い出します。

当時(80年代)は、まだHSPは認知されていなかったので仕方がないとは思いますが・・。


そこで本日は、HSP気質の記憶力の特徴や考え方の特徴をまとめてみました。

①HSP気質の人の記憶の仕方・物の覚え方・頭の使い方の特徴

実際のHSP気質の人は、多くの情報を同時に処理できる為、頭の中で疑問に思う事が多い事でそれを選び言葉にするのに時間がかかっているだけで、決して学習能力に問題があるわけではなく、物の覚え方が学習方法が全体の過程や説明の結果として
『こうなってこうなるから結果こうなる』という流れ(ストーリー)として
つなげて覚える為、時間がかかってしまうのです。

特徴として、物事をより深く思慮し、細部から観察や確認などの分析をして、一部を切り取るのではなく全体の流れで理解し記憶する。

例えるなら一コマ一コマの絵や写真ではなく、
タイムラプスや映像記録のように状況の前後を記憶する特徴があります。

※漫画やアニメ、映画などでも、主人公や個人の特定の言葉(セリフ)やキャラクターに偏らず、登場人物のやり取りや、ストーリーのポイントになる前後の場面(情景)や心情に惹かれやすかったりもします。

その為、話をする時はピンポイントで自分の思ったことや結論を話すよりも、結論に至るまでの経緯説明ややり取りを話したうえで、最後に自分の要件を伝えようとする特徴があり、結果として、話が回りくどく感じられてしまうことがあります。

また、その場の感情や勢いで行動する事が苦手で
行動選択(決断)を踏む前に、
頭の中で具体的なシミュレーションを行ってから行動する慎重さをもっています。
先に、納得できるまで準備や確認を行う生真面目さを持ち、
完璧主義になりやすい傾向がありますが、
結論に至るまでの時間がかかる代わりに、
答えが出せた物事に失敗が少ないことも特徴です。

ただし、行動に完璧を求めすぎて、
いつまでも自分自身に対し自信が持てなかったり、
結果に納得し難い為、実際の周囲の評価や結果とは裏腹に、自己評価が低く、その謙虚な姿勢が卑屈と取られたり、周囲から神経質(考えすぎ・細かい性格)に映る事もあります。

※相手の言った言葉や周囲の情景、経緯を思い出せるため、記憶が改ざんされにくく、細かい部分まで記憶している事で、話の食い違いや変化に気が付きやすく、つい指摘してしまうことで、周囲から『細かい・神経質』と言われてしまう部分でもありますが、人の嘘を見抜いたり、記憶がなかなか変わらない事で、自分の都合に合わせた嘘をつくことが苦手という傾向もあります。


②HSP気質の能力が発揮できる仕事

HSP気質が強い人は、幼少期は行動や決断が遅く大人しい性格と思われたり、
自己主張を通すことに遠慮がちで、
人の頼み事を断れずに押し切られる事が多い為、
人が好い事とは裏腹に『自己主張が弱い。(弱い)』というレッテルを張られてしまうこともあると思います。

しかし、この特徴は大人になり、人に自分の考えを伝えられるようになると、思考力と判断力や探究心の強い性格に変えることが出来ます。
また、自分自身の中で積み上げてきた経験を積極的に伝えられる自信を持つ事で、
社会的な評価を得られたり、責任感が強く頼りがいがある性格に
印象が変わる事も多いのです。

特に、自己主張を学び自信のなさを克服できた場合、
シミュレーションや正解を導き出す分析能力や観察眼などを用いて、
状況に対して最善の方法を導き出す仕事や、管理やチェック、人の悩みなどにアドバイスを行うような仕事で能力を発揮しやすいと考えます。

HSP気質の人は『大器晩成型で若い頃に悩みやすい。』傾向があり、
周りから言われる先入観によって、自分の性格を『考えすぎ』と捉えている節があります。

しかし、感覚で行動できる性格の人や自己主張の強い気質の人(以後、HSP気質と分けるために自己主張タイプと表記します)とは違う、HSP気質ならではの特性と長所があるので、自分自身の気質を否定せずに『ちゃんと理解して使う』ことで、HSP気質はとても有利になります部分でもあります。

まずは、無理に人に合わせようとせずに、HSPの特徴を理解し気質(性質・性格)に合ったものを選ぶ事が大切です。


③記憶力で判断するHSP気質の判断方法

HSP気質の人を見定める方法の一つとしては、
記憶にある過去の話をする時や、自分の意見を話す時に
状況や場面の説明などから入る人、
前後のいきさつや自分以外の登場人物との細かいやり取りの流れを
ストーリーとして先に話し、一番最後に自分の意見を総括して話す人は、
HSP気質である可能性が高いと思います。

※これだけで、確実に見分けることが出来るわけではありませんが、私自身を含め周囲にいるHSP気質の人達の傾向を記録し分析した中で
多くに当てはまる共通点であったので、ぜひ参考にしてみてください。

ながいみつる


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