コロナ禍で求められる心のケア(補完代替療法のすすめ)

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コラム
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今日は、YOUTUBEの動画の中から、

「コロナ禍で求められる心のケア」

と題した動画をご紹介します。

最近、このコロナ禍の情勢が長引くにしたがって、TwitterなどのSNSの書き込みで「コロナ」というワードと共に「ストレス」「鬱」「死にたい」というワードが急激に増加していると言われています。それは、コロナストレスによるワードの84%を占めていると言われています。

この動画の中では、ある30代の女性が心療内科で医師の診察を受ける時に、医師に対して言われた言葉で

「今自分がやってることは正しいのか、いいのかという不安が募っていった。自粛生活の不安から不眠の状態が続き、正常な思考が保てなくなった。正常な判断が出来なくなっていってるのを意識してしまうので、怖くて怖くて。マンションの6階から飛び降りたら、楽になれるのかなって気持ちがたまに起きる。でもそんなことをしたら大変なことなので、やめようとセーブする」

と語られています。

新型コロナウイルスの感染拡大や、終わりの見えない自粛生活が、今、人々の心の中に大きな負荷をかけ続けています。
この女性の方は自殺を思い留めることができていますが、現実には特に、20代・40代の女性の自殺者数が急増し、その年代の方の自殺の傾向が、かなりの割合を占めています。

また、この動画で紹介されている、ある心療内科医が語った言葉で、「去年の3月から急激にコロナストレスによる患者が急増している」と語っています。
その医師曰く、「不安とか我慢と言うものは物凄く、人の心のエネルギーを使い果たす。何かに頑張ろうとする心のエネルギーが消費されてしまい、心のエネルギー切れの状態がずっと起きているのだと思う。」と述べておられます。

東日本大震災の際に、心のケアにあたっていたこの医師曰く「まさに東日本大震災の時も、死の恐怖だった。でもあの時、唯一救いだったのは、健康な人々がいて、被災していない地域があって、そこに遊びに行くこともできた。でもコロナは違う。歩いているだけで三密のような状態のところにいったところで感染して、場合によっては、死ぬんじゃないかという恐怖。比べ物にならない不安と恐怖ではないか。」と語っています。

また違う医師の見解では、「今の状況に不安と緊張を感じるのは、きわめて正常であり、それを一人で背負い込まないことが大切だ」と話します。
また「もしかしたら緊張状態が続いているとのかも知れないという事に、自分で気づくことが大事。一番いいのは感じたことや体験したことを、大切な人と話してもらう。それを共有するということが、リラックスになる」と言われています。

先ほどの心療内科で治療中の、マンションから飛び降りる衝動にかられた30代の女性の言葉で

「医師に心の不安を全て吐き出したことで、不眠が解消されつつある。コロナって人と接触してはいけない、なるべく会っちゃいけないというのが人間の本質的なことを壊すようなことをしている。絶対ひとりで抱えちゃダメ。誰かに言ったほうが良いと思う。」

と語られていました。

ところで、精神疾患と言うものは「早期治療」が大切で、罹患から回復までの流れとして、「急性期(数日)」「反応期(1~6週間)」
「修復期(一か月~半年)」「復興期」(半年以降)というプロセスによって、回復されていくものなので、治療に臨む患者様に於いては、症状がなかなか治まらないと焦ることはなく、医師の指示に従って正しい方法で治療を続けていけば、個人差こそあれ、必ず回復するものなので、心配には及びません。

現在のコロナ禍に於いて、ストレスフルな状態から鬱になり、希死念慮にかられる人々が増加していくことが予想されます。
現在、オミクロン株の感染者が急増し、東京都内では毎日、1万人を超える新規感染者が報告されています。そのうち、コロナ感染者は減少に向かうかもしれませんが、メンタル面においては、コロナストレスによって精神疾患の患者が急増することが十分予想されます。

現在は、精神科・心療内科の受診者は増加傾向にあり、予約を取っても診察まで2週間待ちとかはザラにあって、クリニックの中では予約すら取れないところも珍しくありません。その待機期間に鬱の状態が重篤化していき、二次障害によって更に深刻な精神疾患に罹ってしまうことが憂慮されます。

このような、危機的な状況に於いて、メンタルヘルスに特化した「補完代替療法」の療法士(カウンセラー・ヒーラー・セラピスト・コーチ・各種療術家)が、これらのようなストレスフルのクライアント様を、積極的に受け入れる必要性があるのではないかと強く思います。

精神科・心療内科では、患者様ひとりにかける診察時間は長くても10分程度。そのような短時間で自分のストレスや不安や恐怖の感情を医師に話しても、十分に伝えるには与えられた時間が短いし、クリニックとしては診察待ちの飽和状態の患者様の回転率を早めるために、一定の症状だけを聞き取り、特に初診の患者様に於いては手探りで必要な処方薬(急性期では、一週間分の処方箋を発行するケースが多い)を出すだけになります。

なので、精神科・心療内科ではしきれないことを、メンタルヘルスに特化した「補完代替療法」を受けるように積極的に勧めていくことが求められます。
「補完代替療法」は完全予約制で、しっかり時間を設けて、じっくり話を傾聴し、思いを共有することで「癒し」につながり、クライアント様の心はリラックスし、ストレスフルな状態から解き放たれるようになることが期待できます。

精神科・心療内科では、薬物療法と言う「対症療法」で、とりあえず化学薬品の作用によって、脳からのセロトニン分泌を促進する薬や、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠導入剤等を処方された薬を正しく服用することが大切なのは勿論ですが、不安や恐怖や怒りやイライラなどの負の感情をしっかり聴いてくれる「補完代替療法」(例えば、チャネリングであるとか、心理カウンセリング、ヒーリング、ヒプノセラピーやアロマテラピー、各種コーチングなど)
を積極的に受療することで、その相乗効果によって、精神的なカタルシスが図られ、症状の回復とストレス耐性の強化につながります。

医療機関での治療と、補完代替療法の施術を両方受けてみる。いわゆる「統合医療」と言われるスタイルです。

現在、まだあまり世間では認知されていない「補完代替療法」の療法士各位が、「待ちの養生」ではなく「攻めの養生」という姿勢で、クライアント様に対して、認知度を向上させるためのアピールを工夫する必要があると言えます。

言わずもがな、電話相談カウンセリングや遠隔ヒーリングを除いた、対面で補完代替療法の療法士各位は、クライアント様が安心して様々なセッションを受けれるための感染予防対策を徹底して行うことが、勿論大切です。

また集客に於いて、クライアント様の収入格差によって低所得者が全額自己負担の高額な「補完代替療法」を受けたくても受けれないという理不尽なことがあってはならないので、この時期限定で料金設定を低価格で受けれるように検討してみることも重要だと思います。

健康の享受は、人道的に貧富の格差によって差異があってはならないと、私は考えています。

現在、メンタルケアの需要は頗る高まっており、セッションを行うにあたって料金を一時的に値下げすることによって損失を被るわけではないし、むしろ「補完代替療法」の認知度を高めることにつながり、受療されたクライアント様の口コミで多くのクライアント様を獲得できる機会であるのは間違いない状況なので、受け入れの門戸を広くするキャンペーンなどを実施し、クライアント様の立場に立って、それぞれの「補完代替療法」の療法士各位が、そのスキルを遺憾なく発揮できるよう努めていただけることを切に願います。

最後までご高覧ありがとうございました。

                       カウンセラー kouexist                                                      
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