月収約12万円のベトナム人家庭が、子どもの3か月の英会話コースに6万円を払う。
高校1年生が朝5時から英語を勉強する。
25歳の若手社会人が借金してでも夜間の会話コースに通う。
2024年、国際英語資格で大学受験英語を免除された高校生は6万7,000人。3年前の倍以上です。これは決して特殊な家庭の話ではなく、今のベトナムでごく普通に見られる光景です。
そして、この熱量に魅了されてベトナム市場に参入した日本企業の多くが、商品の品質は確かに良いのに、いつのまにか「静かに消えていく」。なぜでしょうか。
本記事は、その「なぜ」に対する、現場からの答えです。
なぜこの記事を書いたのか、誰に向けて書いたのか
私は日越翻訳者として日本で約8年を過ごし、現在はベトナムのダナンを拠点に、日本のお客様向けの翻訳を続けています。ココナラ(coconala)で多くの方にご依頼いただくようになってから、特に英語学習アプリを開発されている方、独自の英語指導法を構築されている個人・スタートアップの方々から、自社の商品をベトナム人ユーザーに届けるためにコンテンツやウェブサイトをベトナム語に翻訳してほしい、というご依頼を数多くいただいてきました。
そのほとんどは、すでに英語学習アプリやサービスを完成させていて、これをベトナム人向けに展開したいというお客様です。皆さん、ベトナム市場に何か手応えを感じていらっしゃるのは確かなのですが、市場の全体像をはっきり掴めている方は意外と少ない、というのが正直な印象です。
そして、せっかく品質の高い商品があっても、なぜ思うようにベトナム市場で広がらないのか。翻訳の現場で繰り返し見てきたパターンがあります。本記事では、そのパターンをひとつずつ言葉にして、これから参入される方々と共有したいと思います。
本記事は、英語教育・学習関連の商品をすでに持っている方、あるいは起業を考えていてベトナムへの展開を検討されている日本の方々に向けて書いています。投資ファンドや大企業の経営企画担当者の方ではなく、個人と小規模チームに向けた内容です。
かなり長く、相当細かい内容になりました。けれど、この市場に時間とお金を投じる決断をする前に、起業家の方に知っておいていただきたいことを、できる限り網羅的に盛り込んだつもりです。読了に少しお時間がかかりますが、ベトナム市場の地図として、何度も戻って参照していただける一本にしたいと考えました。
【本記事の対象読者】
こんな方におすすめです
・英語教育・学習関連の商品をすでに持っており、ベトナムへの展開を検討している日本の個人・スタートアップの方
・ベトナム市場に関心はあるが、まだ全体像が掴めていない方
・現地パートナーを探す前に、市場の構造的な特徴を理解しておきたい方
本記事から得られるもの
・ベトナム英語教育市場の規模と成長率に関する最新データ
・日本人起業家が法的に取れる主要な参入モデルの整理
・ベトナム人学習者の心理と購買行動の特徴
・日本企業が陥りがちな10の落とし穴と、その回避策
・今すぐ実行できる8ステップのロードマップ
月収約12万円のベトナム人家庭が、子どもの3か月の英会話コースに6万円を払う。
高校1年生が朝5時から英語を勉強する。
25歳の若手社会人が借金してでも夜間の会話コースに通う。
2024年、国際英語資格で大学受験英語を免除された高校生は6万7,000人。3年前の倍以上です。これは決して特殊な家庭の話ではなく、今のベトナムでごく普通に見られる光景です。
そして、この熱量に魅了されてベトナム市場に参入した日本企業の多くが、商品の品質は確かに良いのに、いつのまにか「静かに消えていく」。なぜでしょうか。
本記事は、その「なぜ」に対する、現場からの答えです。
なぜこの記事を書いたのか、誰に向けて書いたのか
私は日越翻訳者として日本で約8年を過ごし、現在はベトナムのダナンを拠点に、日本のお客様向けの翻訳を続けています。ココナラ(coconala)で多くの方にご依頼いただくようになってから、特に英語学習アプリを開発されている方、独自の英語指導法を構築されている個人・スタートアップの方々から、自社の商品をベトナム人ユーザーに届けるためにコンテンツやウェブサイトをベトナム語に翻訳してほしい、というご依頼を数多くいただいてきました。
そのほとんどは、すでに英語学習アプリやサービスを完成させていて、これをベトナム人向けに展開したいというお客様です。皆さん、ベトナム市場に何か手応えを感じていらっしゃるのは確かなのですが、市場の全体像をはっきり掴めている方は意外と少ない、というのが正直な印象です。
そして、せっかく品質の高い商品があっても、なぜ思うようにベトナム市場で広がらないのか。翻訳の現場で繰り返し見てきたパターンがあります。本記事では、そのパターンをひとつずつ言葉にして、これから参入される方々と共有したいと思います。
本記事は、英語教育・学習関連の商品をすでに持っている方、あるいは起業を考えていてベトナムへの展開を検討されている日本の方々に向けて書いています。投資ファンドや大企業の経営企画担当者の方ではなく、個人と小規模チームに向けた内容です。
かなり長く、相当細かい内容になりました。けれど、この市場に時間とお金を投じる決断をする前に、起業家の方に知っておいていただきたいことを、できる限り網羅的に盛り込んだつもりです。読了に少しお時間がかかりますが、ベトナム市場の地図として、何度も戻って参照していただける一本にしたいと考えました。
本記事から得られるもの
・ベトナム英語教育市場の規模と成長率に関する最新データ
・日本人起業家が法的に取れる主要な参入モデルの整理
・ベトナム人学習者の心理と購買行動の特徴
・日本企業が陥りがちな10の落とし穴と、その回避策
・今すぐ実行できる8ステップのロードマップ