フラッシュバック

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何かの些細なことをきっかけに過去の辛い思いがフラッシュバックすることがあるというご相談。

昔の記憶がよみがえり、辛い気持ちが抑えられなくなるのですが、そういう時にこそ冷静に対処したいものです。

まずは落ち着いている時に、「何度も何度もフラッシュバックして損をしているのは自分だけである。」と理解してください。そして「フラッシュバックは過去のことであり、今はもう終わったこと。起きていないこと。」であるということも言葉面だけでいいので理解しましょう。

つまり、フラッシュバックをして損をして、感情を動かして、辛い思いをしているのは「自分の脳」であるということ。誰かが直接あなたに対して悪口を言ったり、いじめているわけではないということをしっかり理解していきましょう。

そうして、本当にフラッシュバックが起きたら、「辛かったねぇ。しかたなかったね。まだ若かったし、弱かったし、あの時はどうしようもなかった。でももう過去のこと。今はその人いないし、この感情は今回の〇〇がきっかけで起きたフラッシュバックであり、今は直接の経験ではない。これは私の脳が過去の映画を見せているようなもの。早めにこの映画館から出て、日常の生活に戻ろう。」というようなことを考えていきます。

フラッシュバックは、過去の辛い出来事を自分の脳が何度も何度も疑似体験させようとしたり、映画のようにその場面を見せようとしているのですが、それを選択肢、上映しているのは自分であるということに気が付き、そしてそこから出ていく自分という流れを数分でできるようにする練習を日ごろからシュミレーションしてみてください。

実は私も先日、ちょっとした出来事が原因で、何十年の前のあることを思い出しました。心臓がバクバクして、涙が止まらなくなりましたが、きっかけとは違う他のことがフラッシュバックの原因でした。つまり引き金のことばかり考えていたのですが、引き金が原因ではなく、玉(フラッシュバック)そのものが何であるのかわからなくて落ち着くまでに右往左往しましたが、フラッシュバックの直接の原因が分かった瞬間、いつもの落ち着いた感情に戻れました。

フラッシュバックは辛い経験です。慣れない人は起きてしまえばしばらく止められない、嫌なのに何度も思い出してしまうと言います。しかし、すべては自分の脳が起こしていること。あなたをいじめた人は今頃パフェでも食べているというタイトルの本さえ出ていましたが、そういうことなんです。

だからこそ、幸せな毎日を送るためにも、そういう映画館には入らない、見ない、そして何よりも、入って上映が始まって「これはヤバい」と思ったら、勇気を出して出ていく自分を作っておきたいものですね。




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