『狂龍-Kuang Long-』裏話 5「サウンド編-二胡の話-」

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音声・音楽
先日公開した『狂龍-Kuang Long-』

■狂龍-Kuang Long-■
狂龍-Kuang Long-・ジャケット.jpg

sheep-and-wolf.main.jp/music/kuang-long.mp3
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●この中で…

この曲『狂龍-Kuang Long-』の中で使われた中華風の楽器…二胡、琴、銅鑼。

この中で二胡が一番大変だった…。

何が大変だったのだろう…?


●二胡だけが…●

いつも俺が公開しているDark core.の音源。

ギターとベースは生楽器を生演奏しているけれど、それ以外の楽器はシンセで鳴らしているのだ。

二胡、琴、銅鑼の中で琴と銅鑼は音源があった。

けれど、二胡は…二胡だけは音源がなかったのだっ…!
ヽ(T□T)ノ

そもそもシンセサイザーの統一規格であるMIDIに二胡がない…。

…。

……。

………。

…あれよっ!!
ヽ(°Ⅲ°#)ノ=3

二胡専用のシンセ音源はあるけど鬼高い…。

数百ゼル(日本円にして数万円)するからね…。

…。

……。

………。

安いのもあれよっ!!
ヽ(°Ⅲ°#)ノ=3

いっそのことココナラで二胡奏者に頼んでみるか…?

…探したけれど、ココナラに二胡奏者がいない…。

…。

……。

………。

いろよっ!!
ヽ(°Ⅲ°#)ノ=3

…という訳でほとんどの手段が全滅だったのだ…。


●こうなれば…●

シンセもない、弾ける人もいない…。

こうなれば自分で作るしかあるまいっ!
ヽ(`へ´)ノ

二胡に近い音色の音を加工して二胡の代用とするのだ!
ヽ(`へ´)ノ


●作ろう!●

二胡に近い楽器といえば、同じ擦弦楽器であるバイオリンとチェロ。

この二つはMIDIにも当然あるので大丈夫!

バイオリンとチェロで鳴らしたフレーズをいくつか並べ、それぞれ色々な音域で鳴らしてみる。

すると…バイオリン以上に高い音域にしたチェロの方が少しチェロに似ている!
ヽ(°▽°)ノ

さらにこれをヨナ抜き音階(和風や中国風に合う音階)で鳴らし、琴と一緒に鳴らす!

すると…相乗効果で二胡っぽく聴こえるではないかっ!!
ヽ(°▽°)ノ

良いかね諸君?

くれぐれも本物の二胡の音源と『狂龍-Kuang Long-』の二胡パートを聴き比べたりしないように!

実はそれほど似てないのがばれるからね…。
ヽ( ̄▽ ̄;)ノ


●しかしながら…●

今回はチェロの音色を加工して代用したけど…。

やっぱり二胡の音源をちゃんと手に入れないとね!

次の中華風Dark core.を作る時にはちゃんとした二胡の音色を鳴らすとしよう!


●次回予告●

次回の裏話は「ジャケットの話」です。

どんな話になるのか…?

その眼で確かめて下さい…。

そう、痛みと憎悪と絶望を忘れられないのなら…。





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