ホームページが表示されていても安心? PHPとWordPressの「よくある4つの誤解」

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IT・テクノロジー
「ホームページは、今も普通に見られています」
「WordPressも更新しているので、大丈夫ですよね?」

ホームページの安全性を考えるとき、実は「問題なく動いていること」と「安全に運用できていること」は、分けて確認する必要があります。

今回は、PHPやWordPressについて誤解しやすいポイントを、専門知識がない方にも分かるように解説します。

 そもそもPHPとは?


PHPは、ホームページの裏側で処理を行うために使われるプログラミング言語です。

例えば、WordPressで記事を表示したり、お問い合わせフォームの入力内容を処理したりするときに使われます。

訪問者から直接見えるものではありませんが、ホームページを動かす大切な仕組みの一つです。

このPHPにも、スマートフォンのOSやパソコンのソフトと同じように、バージョンとサポート期間があります。

誤解① サーバー会社がすべて更新してくれる


レンタルサーバーを契約していると、必要な更新はすべてサーバー会社が行ってくれると思いがちです。

しかし、「新しいPHPが用意されていること」と「自分のホームページが新しいPHPを使っていること」は別です。

サーバー側で新しいバージョンが利用可能になっていても、サイトでは以前選んだ古いバージョンを使い続けている場合があります。

また、PHPを切り替えたときに、サイト内のプログラムが正常に動くかどうかも確認が必要です。

管理の範囲は契約やサービスによって異なります。まずは次の点を確認しましょう。

・現在、サイトで使っているPHPのバージョン
・サーバー会社が更新してくれる範囲
・サイト側の動作確認を担当する人

「サーバーを借りているから全部お任せ」と考えず、誰がどこまで管理するのかを把握しておくことが大切です。

誤解② 普通に動いているから安全


PHPは、サポート期間が終わった瞬間に使えなくなるわけではありません。

古いバージョンのままでも、ページが表示されたり、フォームが動いたりすることがあります。

ただし、PHP公式のサポートが終了すると、その系列に対する公式のセキュリティ修正は提供されなくなります。

これは、見た目は問題なく使えていても、新しく見つかった弱点を直してもらえない状態です。

「表示がおかしくなったら対応する」という考え方では、安全性の問題に気づけないことがあります。

なお、サーバー会社などが独自に修正を提供する場合もあります。その場合は、単にバージョン番号だけで判断せず、提供元のサポート内容を確認します。

誤解③ 古いサイトは全部作り直すしかない


古いPHPを使っていると分かっても、必ずしもホームページ全体の作り直しが必要とは限りません。

サイトの構成によっては、次のような対応を検討できます。

・現在の機能を残し、問題のある部分だけ修正する
・更新が止まったプラグインを別のものに置き換える
・使っていない古いフォームやプログラムを整理する
・更新頻度や必要な機能に合わせて、サイトの仕組みを簡素化する

大切なのは、「残す必要がある機能」と「もう使っていない機能」を整理することです。

ただし、不要な機能を削除するだけで、PHP自体の問題まで解決するわけではありません。問題がある場所に応じた対策が必要です。

また、古いページへのリンクを消しただけでは、URLから直接アクセスできる場合があります。公開を終了する場合も、実際にアクセスできなくなっているかまで確認します。

費用を抑えるためにも、まず現状を調べ、必要な範囲を見極めることが重要です。

誤解④ WordPressが最新なら、ほかは確認しなくてよい


WordPressの更新は、とても大切です。

ただし、WordPress本体を更新しても、PHPやテーマ、プラグインまですべて一緒に更新されるわけではありません。

WordPressのサイトでは、主に次の要素をそれぞれ確認します。

・WordPress本体
・デザインや表示を担当するテーマ
・機能を追加するプラグイン
・裏側の処理を動かすPHP

どれか一つを最新にすれば、サイト全体の安全が保証されるわけではありません。

本体だけでなく、サイトを構成するものをまとめて管理することが大切です。

PHPのバージョンを、いきなり変更しても大丈夫?


ここまで読むと、「すぐに新しいPHPへ変更しよう」と思われるかもしれません。

しかし、古いテーマやプラグイン、独自に作られたプログラムが、新しいPHPに対応していない場合があります。

準備をせずに切り替えると、ページが表示されなくなったり、お問い合わせフォームが動かなくなったりする可能性があります。

更新は、次の流れで進めると安心です。

① 現在のバージョンと、サイトで使っている機能を確認する
② ファイルとデータベースをバックアップし、復旧方法を確認する
③ テーマやプラグインなどの対応状況を調べる
④ 可能であれば、本番とは別のテスト環境で確認する
⑤ 本番環境へ反映し、表示や各機能を確認する

特にお問い合わせフォームは、画面が表示されるだけでは確認完了ではありません。

実際に送信できること、送信後の案内が正しいこと、受信先へメールが届くことまで確認しましょう。

最初の一歩は「今の状態を知ること」


難しい用語をすべて覚える必要はありません。

まずは、「現在のPHPのバージョンが分かるか」「更新を担当する人が決まっているか」「バックアップから戻せるか」を確認してみてください。

WordPressでは、管理画面の「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」→「サーバー」から、PHPのバージョンを確認できます。

ホームページは、公開したあとも点検と手入れが必要です。

今ある大切な機能を残しながら、必要な部分を少しずつ整えていきましょう。

「何年も前に作ったままになっている」
「更新したいけれど、サイトが壊れないか心配」
「制作を依頼した方と連絡が取れなくなった」

このような場合は、ココナラのメッセージからご相談ください。現在の状況を確認し、必要な対応を一緒に整理いたします。

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