トランスジェンダーになりたい少女たち

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コラム
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今日、購入した本がとどきました

「トランスジェンダーになりたい少女たち」です
市の図書館では数十人待ちだったので💦
(多くの人が興味を持っているということですね)

まだ一章の途中までしか読んでいませんが
読みやすい文体で、コロナ後から苦手だと感じていた読書も苦ではありません

賛否両論ある本らしいですが
私にとって数年来の疑問、引っ掛かりが解けるかもしれないと
前情報なく読み始めています

この本はアメリカ人の女性ジャーナリストの
アビゲイル・シュライアーさんの本です

著者確認をした際奥付を見てびっくりしたのが
R6年4月11日に第1刷発行
R6年4月23日に第3刷発行

本当に多くの人がこの本に興味を持っているんですね💦

SNSを利用していないと今話題のものやニュースから
取り残されます…
(最近はネット上で観られるニュースをチェックしてます^^;)

私がこの本に興味を持ったのは
数年前に小学生の女の子から
「自分は性同一性障害かもしれない」と相談されたことがきっかけです

一時とあるアプリゲームをしていた時期があったのですが
そこで出会った少女です

多感な少女の悩みや話を聞いていると
自分の当時の心の落ち着かなさ、不安、好奇心、苦悩など
そういった感情が少しだけ思い出されるような…

今思い返すと少年少女の心の内というのは
常に大嵐…
自己の確立のための苦しみなのか…

それを抜けて大人になってしまうと忘れてしまいがちで
大人と子供の入り混じるネットの世界では
彼らの悩みは軽くみられ、時に馬鹿にされることもしばしば

必死に自分をつかもうとあがく時期
ネットで目にする同年代の子たちが自分より輝いて見える
その時持つ不安というのは
大人の何倍、何十倍のものかもしれません


その子の話を聞くと「ネットでみて私もそうかもと思った」と言っていました

その後も彼女の悩みや相談を聞いていましたが
今の子たちの生きづらさ、こんなに大変なのかと心配になるほど
ネットから得る情報、誘惑、そしてネット上と現実での人間関係のトラブル

強い特徴、目を引く特徴に対するあこがれ
時に、決して健康的ではないODやリストカットというほの暗い魅力

それを簡単に目にする、勝手に入ってくる世代が影響を受けるのは
無理もありません

取り返しのつくことならいくらでも失敗や経験をしてもいいと思います
それが子供から大人への成長に必要なことだからです

でも、体の成長しきっていない状態でのホルモン剤の服用など
慎重にならなくてはいけません

トランスジェンダーの存在を否定しているわけではなく
実際に「特別な存在」にあこがれてそう思い込んでしまう子はいる

大人でも自分の性別について明確な答えが出せないこともある
まだ心が柔らかい少年少女はもっと難しいのかもしれません
子供たちと向き合って話を聞いてくれる場所が多くなればいいなと思います

性別って本当につかみどころのないものですよね





精神医学、心理学を学ぶ上で気を付けないといけないのは
「もしかしたら自分はこれかもしれない」と思い込み
そのように行動してしまったり、考えるようになってしまうことです

大学でこれらを勉強するときに
常に頭のすみにそれを置いて学ぶよう言われました

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現在読み進めている本はどれも大学時代からの興味の続いている分野です
時代の流れによって治療法や考え方が変わったり
新しい問題が出てきたり…

SNSやインターネットから生まれる問題についても
情報をアップデートしていきたいです

早く読書の速度が戻らないかともどかしく思います💦

さて、いったいどんな意見の本なのか
楽しみたいと思います!

では、よい日曜日を🌸







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