『マンガでわかる!うつの人が見ている世界』大野裕監修/工藤ぶち マンガ

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本日は愛着障害、パーソナリティ障害と続けてきた臨床シリーズとしてこちらの本を選びました。

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監修は認知行動療法研修開発センター理事長の大野裕先生です。

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こちらの本では以下のようなことがわかります。

第1章うつの人が見ている世界

 症状1 体がとんでもなく重い【全身倦怠感】
 症状2 頭が重い、ふわっとする【頭重感】
 症状3 音や光が痛い【感覚過敏】
 症状4 些細なことでも決められない【決断力低下】
 症状5 文章がまとまらない【思考力低下】
 症状6 体調の変化が予測できない【日内変動】
 症状7 映像の意味が分からない【理解力低下】
 症状8 新しいことを覚えられない【記銘力低下】
 症状9 常に何かに追われているような感覚【不安】
 症状10 自分をうまく休ませられない【休めない】
 症状11 ぐるぐると同じことばかり考える【反芻思考】
 症状12 得意だったことすらできない【集中力低下】
 症状13 何を見ても心が動かない【喜怒哀楽の消失】
 症状14 大波のように絶望が襲ってくる【絶望感】
 症状15 すべてにおいて自分が悪いと捉えてしまう【自責の念】
 症状16 常に「死」が頭にある【希死念慮】
 症状17 誰かに連絡し続ける【過活動】
 症状18 散財が止まらない【衝動買い】
 症状19 強い悲しみと興奮が同時に襲ってくる【混合状態】

第2章 うつの人の世界に寄り添うコツ

 ①先回りせず、「本人がしてほしいこと」を聞いていい
 ②「そうなんだね」とただ受け止めることが癒しになる
 ③「頑張ってほしい」という気持ちを押し付けていないか
 ④元気そうに見えても口に出す前に立ち止まって
 ⑤「自分のペース」ではなく「うつのペース」で考えてみる
 ⑥「これからのこと」よりも「本人は今、何ができるか」
 ⑦薬よりも効くかもしれない、「そのままでいいよ」
 ⑧福祉の利用は、経済的にも精神的にも楽になる

【感想】

うつといっても、うつ病だけに限らずうつ症状を抱える人はたくさんいるかと思います。もしかしたらこのブログにたどり着いたあなた自身やあなたの周りの人がうつ症状にあるのかもしれません。
この本を読んで、「一番つらかった時こんな症状だった!」とか、「友達のうつ病をあまり理解出来ていなかったんだな。。。」などといろいろな考えが浮かんできました。
この本は先にも触れたとおり、うつの人が自分の症状を理解するのにも(うつの人はその場では自覚する余裕すらない)、周りの人がうつになってしまった人がうつの人を理解するのにも最適です。
全項目に短編のマンガがあるのですが、これがまぁリアルな内容なんです。

いつも抜粋・要約が長くなってしまうので、今回は本当に簡単に目次から内容をピックアップしてみました。
適度な抜粋・要約で皆様のお役に立てる情報をお届けできるよう精進して参ります。


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心理セラピストtakashi

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