【親しみやすい日商二級】工業簿記、総合原価計算その2

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スガケンです。

日商二級を受験します。

受験までの経緯はこちら!


折角受験するので、これから簿記を勉強したいと思っている(しなきゃいけない)方に簿記に対する親しみやすさをお届けしたいなと思います!

前回の記事はこちらです。

工業簿記七回目の本日はこちら! 

総合原価計算その2 

前回の総合原価計算と基本的な考え方は一緒です。適応する場面によって異なる計算方法がありますのでその学習です!


まずは工程別総合原価計算

これは一つの製品を複数の工程で製造する場合に適応されます。

例えば、木製の椅子を考えてみましょう。

木材を切断する工程、組み立てる工程、バリをとって塗装する工程などに分かれています。

どの工程が効率よく製造しているか分析したい時に用います。

原価の計算を工程ごとに行うので、どの工程で無駄があったかを把握することができます。


次は組別総合原価計算

これは同じ作業工程で異なる製品を大量生産する場合に適用されます。

例えば、オレンジジュースとグレープフルーツジュースを製造している場合を考えます。

同じ工程で作業しているため、原価計算に当たっては水道光熱費や設備の減価償却費など同じ基準で計算できる部分が多くあります。

そういった計算の手間を省ける場合に適応されるのが組別総合原価計算です。


最後が等級別総合原価計算

これは一番イメージしやすいのがサイズ違いの製品です。

同一工程で同一製品(例えばTシャツ)ではあるけれどもサイズ違い(M~XLまで製造)を作っているという場合の原価計算です。

等級別総合原価計算では、等級製品(例示の場合Tシャツ)の完成品総合原価をまとめて計算した後、各等級製品に原価を配分します。

配分する際には例えばサイズなどを基準にして原価の配分割合を決めます
(大きい方が原価かかっているよねーというイメージです)。


今日はここまで!次回は「総合原価計算その3」に入ります!
(総合原価計算は最後でーす)

簿記試験を受けたいなぁと思っている方がいらっしゃったらメッセージくださいね。一緒に頑張りましょう!


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