人生を変える気づきを届けたい!
スガケンです。
日商二級を受験します。受験までの経緯はこちら!
折角受験するので、これから簿記を勉強したいと思っている(しなきゃいけない)方に簿記に対する親しみやすさをお届けしたいなと思います!
前回の記事はこちらです。
工業簿記三回目の本日はこちら!
労務費・経費
工業簿記はメーカーが製品を製造する際に、「これ、作るのにいくらかかったの?」という疑問に答えるために行うものでした。
そこで重要になってくるのが原価です。
原価は材料費、労務費、経費に分解できます。
今回は労務費、経費を詳しくみていきましょう。
経費削減!と上司や会社からお達しがあった場合、最初に狙われる削減ポイントは労務費と経費です。
労務費が過剰になっていないか。
ざっくり言うと
余ってる人はいねがーですね。
経費は不要な冷暖房や照明の使用削減、文房具などの製品製造に関与しない物の利用を見直すことになります。
あっついのに冷房控えたら倒れるぞ!
ということで経費削減の際には労災を起こしたり従業員の満足度を低下させたりといった弊害を起こさないことも大切です。
さて、人に係る費用である労務費は直接労務費と間接労務費に分類されます(出ました、分類)。
直接労務費は材料の加工・切断・組立てといった直接作業に従事する方にかかる費用です。
間接労務費は設備の保全修繕に関わる方や工場内運搬に従事する方に係る費用です。
ここでいう費用には、賃金、賞与、法定福利費などが含まれます。
労務費を考えるにあたって一つポイントを紹介します。
それは計算期間の違いです。
原価計算期間は毎月1日から月末ですが、
給与計算期間は企業によって、10日締め、月末締めなどばらばらで異なっています。
原価計算においては給与計算期間を原価計算期間に調整することがポイントになります。
次は経費です。
経費は直接経費と間接経費に分類されます(分類分類!)
直接経費は外注加工賃や特許使用料など、ある製品にいくらかかったかを直接的に把握できるものです。
間接経費は水道光熱費に代表されるように、ある製品にいくらかかったか直接的に把握できないものです。
例えば経費としては外注加工賃、特許使用料、水道光熱費が挙げられます。
今日はここまで!
次回はいよいよ原価計算の「個別原価計算」に入ります!
簿記試験を受けたいなぁと思っている方がいらっしゃったらメッセージくださいね。一緒に頑張りましょう!
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