【親しみやすい日商二級】工業簿記、材料費

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スガケンです。

日商二級を受験します。

受験までの経緯はこちら!

折角受験するので、これから簿記を勉強したいと思っている(しなきゃいけない)方に簿記に対する親しみやすさをお届けしたいなと思います!

前回の記事はこちらです。


工業簿記二回目の本日はこちら!

「材料費」

工業簿記はメーカーが製品を製造する際に、「これ、作るのにいくらかかったの?」という疑問に答えるために行うものでした。

そこで重要になってくるのが原価です。

原価は材料費、労務費、経費に分解できます。

今回は材料費を詳しくみていきましょう。

材料費は「直接材料費」と「間接材料費」に大きく分類できます。

*これから先も分類分類としつこく出てきます。
簿記においてはかかったお金がどういった性質を持っているかの把握が非常に重要なためです。

直接材料費は例えば木の椅子を作る時の木材のようなものです。
間接材料費は木の椅子を作る時のペンキなどです(補助材料費)。

材料の仕分けが必要になる簿記上の取引は以下のような場合があります。

仕訳に関して、今は深追いしません(本当は仕分け命なんですけどね(笑))。
概念の理解を優先します。

・材料を購入した時
・返品値引きがあったとき
・材料を使った時(消費)

材料は前月の残り(在庫)と今月の仕入れで価格が異なる場合があります。

最近はガソリン価格も一か月前と全く違うなんてこともありますが、同じように先月の仕入れ値と今月の仕入れ値が違う場合があるとお考え下さい。

その時に「原価」や「在庫高」をどうやって計算するのかという考え方が先入先出法と平均法です。

ざっと説明すると先入先出法は在庫から使っていきます。
つまり古い物を先に消費しましたという考え方です。

平均法は先月在庫と当月仕入れを平均して平均価格で処理します。
という考え方です。

例題で計算してみるとわかりますが、計算方法によって今月末の在庫の評価額や原価が変わってきます。

ですので、どんな計算方法で計算したかということも重要になってくるという訳です。

今日はここまで!
次回は労務費、経費をもう少し深く考えていこうと思います!


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