内向的で自信がない人の仕事は、自分に合った環境とやり方が命綱

記事
コラム
内向的で自信がないと、どうしても
自分のことを環境に寄せようとするんですよね。

そうしないといけないと思って
がんばってみるんだけどできない。

そして自分を責めるという
地獄ループに入ってしまうわけです。


今回は
「でも、意外とわがままになっても
大丈夫でしたよ」
という話をしてみます。



発端はうつ病


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大学出た後は、福祉畑にいたので

・特益追求という概念がない
・決まったことを毎日こなす
・掃除などひとりで作業する機会がちょいちょいある

って感じの職場だった。


繊細さやASDの特性を持ってたとしても
それほどはしんどさを感じなかった。

私が「仕事と環境」に関して
本格的に悩み出したのは、
結婚後うつ病になり寛解した後から。


職業訓練に通って
Webデザインを学び、
とある制作会社にインターン採用。

デザインやPC講師のお仕事を
少しずつもらえるようになって。

当時住んでいた大阪から
制作会社や講師としての出向先である
京都へ通う日々が始まりました。


毎日じゃないのに、しんどい。

うつ病のときに世間と断絶したような
生活してたのでその後遺症かなと思ってたんだけど、
習慣的に外に出てても慣れない。

どんどん疲れてくるので、
まずPC講師を数年くらいか…
「もう断ってもいいかな」と思える程度
やったタイミングで辞めてしまった。

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で、京都に行くのは週1になったんだけど、
「やっぱりしんどいなぁ…」って
思ってるタイミングだった。

「HSP」「エンパス」という概念を知って納得。


制作会社の上司は当時
まだまだメジャーじゃなかったテレワークに注目してて。

制作会社とは別で、
全面的にテレワークを推進する
広告会社を経営していました。


勇気を出して
「あの、私、ここ(オフィス)に
来ないといけないですか?」
と聞いたところ…

「…?いや別に全然」という
あまりにあっけない返事に拍子抜けしたなぁ。


それから家にこもって
仕事をこなす日々が1年近く続いた。

「おぉ〜こんなに快適で楽とは…」
静かな感動を覚えたのは今でも記憶に残ってます。

経験年数が経ってたから、
というのもあるだろうけど
家でした仕事のほうが喜ばれましたしね。


今度は仕事のやり方が問題になった

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そのあと、今度は仕事のやり方が問題になりました。

「仕事を請ける」っていうのを諦める
段階に入りました。


ASDの特性が目立ってくる機会が増えて。

Webライターのお仕事を請ける上で
まず最初に
「どんな商品の宣伝でもしないといけない」
ってのが無理と分かったのですよね…(笑)


それはデザインのお仕事の時も
同じでストレスだったんだけど。

・使ったことないもの
・魅力を感じないもの
・知らないもの

に関する宣伝をしようとすると、
何を書けばいいかが、
顕著にわからなくなりました。


何というのですかね、
マニュアルとかあるのに何書けば
分からないんですよね。大変です(笑)


そして、とうとう、
成果物がめちゃくちゃになって
解雇されるって出来事が起きた。

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それまでは
経験を積まないといけないから
お仕事選んでちゃいけないとか、
大した実績もないんだから、
生意気言っちゃいけないとか思って
続けようとしてました。

まぁ、普通そう思いますよね。

でも、クビと言われたとき
「あ〜…なるほど。
自分は心にないことしたら
社会に迷惑かかるんや」と思いました(笑)


ちなみにその出来事が、
「自分はもしかして発達障害では??」
と疑うきっかけになりました。

結果的には、
がんばっても消耗するだけなことを
諦めて楽になれたのはよかったですね。


でも断片的な「活路のヒント」はあった

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すでに当時、
自分でサーバーを借りて
ワードプレスのブログを運営してて。


そこでちょこっと結果が出てたのは
ヒントになりました。


書いてたのは、当時住んでた
セーフティネット住宅の
アフィエイトブログでした。


そこでは、自分のプライベートを
全出ししました。

誰も住んでない空っぽの部屋なら
ネットでいくらでも見られるんですが。

これから住みたい人が
インテリアのイメージしやすいように、
私は自分が実際に住んでる部屋の写真を載せまくりました。

室温計を使って、
デメリットと噂されてた寒さの検証したりとか。


Googleがちょうど、
権威性とか信頼性を重視し始めたころで。

住宅関連なら不動産屋さん、
病気の記事なら医師といった感じで
「専門家しか勝たん、」って感じで、
素人が食い込む余地はなかった。

でも、「現住人」という立場を利用して
1位になれた記事もいくつかありました。


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治安や自治会事情など
住んでいないと分からないリアルなこと、
いいところも悪いところも
洗いざらい書きまくったのがウケたんですね(笑)

そういうふうに

「読者の知りたいことを
タブー手前のギリギリのギリまで
踏み込んで書けば自分でも結果が出せる」

と分かって、救われる思いでした。


「広告主さんに怒られたらやめよう」
くらいの感じで書くのも実は楽しかった(笑)

(もちろん、悪口にならない書き方を心がけてました)


ちなみに、今も専門的な領域でも
「体験談」は上位になれますよ。

知識系の記事だと
専門家ということになるけれど、
本当に読者の悩みを解決している記事なら
「体験をシェア」は十分評価されるなと。

深い悩みに関するシェアは今でもよくしてます。


自分に合った環境と合ったやり方は命綱


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さて、ちょっと話はそれたかもしれませんが…

ライターを解雇される出来事があって
診断も下りました。

自分なりの「結果が出るやり方」も
分かった。

それで、セッションとか文章を書くことで
何かしら糧を得ていくしかないか…

いや、もう障害年金が下りたら、
それも込みで自立できたらええか…とか
考えつつもまだもやもやしてたんですよね。


「こんなんでいいのかな?」と。

そこで、背中を押してくれたのが
「いのっちの電話」の坂口恭平さんの本でした。

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『継続するコツ』です。

「仕事を請けられない」って書いてたんですよ。

「自分に都合の良い環境」という項です。
こう書かれています。

社会状況とか、依頼された環境とかで自分を変えるのではなく、自分が得意な状況を伝えることで仕事自体の環境を変えることは、むちゃくちゃ簡単だと分かりました。
(中略)
自分を変えると病気になります。そうじゃなくて、相手を変えるのでもなくて、僕と相手の環境だけをさっさと自分の都合のいいように変えちゃうんです。
(『継続のコツ』より)

「あ、それでやっていける世界があるんだ、ちゃんと…」
とやっと納得できました。


この本、何か創りたいものがあるけど
悩みが多い人には超おすすめですよ。

私が今「1日1万文字書き続けること」をやる
きっかけになったのがまさにこの本です。


文中に、著者が意図的に「楽しい」の渦をつくる部分があります。

それに、洗濯機みたいに巻き込まれちゃってください。

私はわざわざ巻き込まれるために
そのページを開くことがあります(笑)

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坂口さんは、文章や絵、音楽を
毎日決まっただけやり続けておられるのですが。

どうやってやり続けてるのか、
そしてそれをやることで
何が見えてきたかが詳しく書かれています。

才能がないとか
お金にならないからと挫折しがちな人が
未来を展望できるかもしれません。


私は1万文字チャレンジ始めて7日目。

まだ自分の「合ってる環境、合ってるやり方」を
模索している途中です。

5日目になって、
ストレッチとかもしてるのに、
あまりにも身体は痛いし、
エネルギーも枯渇してきちゃって。

昨日は1日休んで、チャネリングで
「今何を感じてるのか、
これからどうするのか」自分会議しました。

その結果出た答えに沿ったスタイルを、
また今日から試しています。


1万文字はしんどいです。今のところは。

でも、それをスイスイやってる自分が
なぜかイメージできるんですよ。

そういう自分に
出会えるのが楽しみで仕方ないんです。

だから、諦めずにあの手この手で
まだまだ自分に合う環境ややり方を
わがままに追究していきます。


あなたも、仲間になりませんか?

好きなことを、のびのびできる環境とやり方。
見つかる前から、楽しいですよ〜

あなただけの環境ややり方があるんですから、きっと。



あなたの好きなことの
お話を聞かせてください。

あなたがそれを
どのように発展させていきたいのか。

どのようにすれば
楽しく続けていけるのか。
力を発揮できるか。

あなたのお話を伺いながら、アドバイスいたします。


あなた本来の姿にまつわるイメージや、
エネルギーの質などをリーディング。

そこから、あなたが好きなことの
コアになるものを読み解き、お伝えします。

セッションに関するご質問などお問合せは、
メッセージからお気軽にお声がけください。

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