社会保険労務士からのブログ執筆依頼に思う

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社会保険労務士がご活躍される時代になっています。それとともに企業と労働者のバランスが変わっているように感じます。

社会保険労務士とは、ウィキペディアにおいて「労働・社会保険の問題の専門家として、労働保険・社会保険諸法令に基づいて、行政機関に提出する提出書類や申請書等を依頼者に代わって作成すること、個別労働関係紛争の解決手続(調停、あっせん等)の代理を行うこと、また企業を経営していくうえでの労務管理や社会保険、障害年金、国民年金、厚生年金保険についての相談・指導を行うことを業とする国家資格」と示されております。

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さて私の請負主から、社会保険労務士と思われる方からの執筆依頼文章を作成するよう案内をいただき、内容を確認すると「最低賃金」に触れることが指定されていました。

1000文字程度のブログ記事の場合、指定される事項の量にもよりますが、資料収集や最終的な校正を含めて概ね3時間程かかります。1000文字程度の文章作成に関しての報酬は400円から800円程になるのが一般的です。

そこで気になったのが最低賃金を守っていただけていない点です。
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ところが、調べてみるとフリーランスは雇用とは違うので最低賃金の規定には該当しないようです。フリーランスに取り組んでいる方々からは最低報酬制度の設置を求める声が高まっているそうなので、社会保険労務士であれば、そんなことは理解できていると思います。
社会保険労務士たるものという意味です。分かって欲しいと感じただけです。

一方、私は、この国がフリーランスからの要求を受け入れるのは危険だと感じています。そんな世の中になると、今にも増して企業の経営が難しくなっていくと思います。

フリーランスに取り組まれている方々の中には公務員や会社員がいるように思います。年間48万円未満の場合には確定申告が不要ですが、そもそも兼業禁止規定に違反していないでしょうか?
企業に雇用されておきながら、どうもならん輩がいると感じておりますがいかがでしょうか?
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ちなみに私は、個人事業主であるとともに、今後の勤務に関しては兼業可能な企業に限定する予定でおります。

企業と労働者のバランスは労働者の力が強くなる一方です。
お笑い芸人の言葉を使えば、この国は「欧米か?」と問いたいです。日本が発展した優位点が損なわれていくようでなりません。

企業が弱体化して困るのは誰なのか、いい加減、考える時期なのではないでしょうか。
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