こんにちは。前回の更新からブログちょっと空いてしまったけど、思ってたより見ていてくれる人がいて嬉しいです。ありがとうございます。今回は前回のつづきになるので気になる方は前回と合わせて読んでみてくださいね。
さて、つづきを書くとしよう。
私の父はどうしようもない人だった。酒、ギャンブル、暴力が毎日の日課であり、ルーティーンだった。控えめに言ってクズ。世にいう毒親だ。私も父に勝手に愛情を期待し、父が暴れるたび落胆した。普通の家族になんてなれないのにね。どこかで期待していた。
でもそんな父にも感謝したいことがある。
私は幼い頃からからずっとパティシエになりたかった。お菓子に私は救われたから。私もお菓子で人を元気づけたり、応援したり。幸せな気持ちにさせたいと思っていた。こんなダメな私にも出来ることはあると。
でも、他人からみたら夢物語で、案の定、父に猛反対された。父親らしいことなどそれまでされた記憶がないが、私の人生に干渉してきた。父が言うには、「良い大学に行って、良い会社に就職して、早く結婚しろ。それが世間からみても恥ずかしくない生き方だ。」と。「みっともない叶うはずのない夢など見るな。どうせお前には出来るわけないんだから。」と、言われた。
私はその言葉を言われて、ぜっっっっっったい叶えてやると思った。こんな父親もどきに負けたくなかった。
そこから必死に勉強して、希望した調理系の高校に進み、製菓専門に行き、内定を取って関東に上京した。心底ムカついてがむしゃらだけど夢を叶えた。仕事で嫌になったときや、逃げ出したいとき、父に言われた「どうせお前には出来るわけないんだから。」という、この言葉が何度も頭をかすめる。その度、まだまだやれる、あんなやつのいってた通りになんてなってやらないと、自分を鼓舞している。
だから父に感謝している。皮肉なことに。
私の夢を否定してくれてありがとう。
父は、私の夢を否定した中3の冬に、突然消えてしまった。だから今何してるか分からないけど、どうかお元気でいてほしい・
↓私に興味出た方、私のようになにか悩みがあったり、お話してみたい方。メッセージでもいいのでお気軽にお声がけください。待ってます!