経営者必須※意思決定と行動力

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おはようございます。





先日、別弊法人の理事2名の就任手続きが完了することができました。本日から3名体制で一般社団法人医療・介護・福祉人材マネジメント総研が活動していきます。


皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。






さて、本日は「意思決定と行動力の迅速さが組織を左右する」と題してお話していきます。




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まず意思決定の速さです。


組織における意思決定については、小さなことから大きなことまで存在しますが、今回の意思決定では”大きな意思決定”を指しています。


そして、この大きな意思決定を行うのは社会福祉法人や医療法人なら理事長です。病院なら院長です。企業なら代表取締役となります。







大きな意思決定の中にあるものは、組織それぞれ異なりますが、大きいを意味するものは主に”お金の単位”によるもだと考えて良さそうです。





動くお金の額が大きければ大きいほど、意思決定のスピードは遅くなります。



意志決定のスピードが遅くなる理由としては、お金を動かすための根拠探しが大変だからでしょう。

基本的に組織が大きくなればなるほど、階級が分かれ、階層が出来上がります。




理事長も代表取締役も、基本的には自分が意思決定する内容を権限移譲しますから、本当に重要なものだけを選別し、時間を確保しトップにしかできないような仕事を行おうとします。



すると、大きなお金を動かす場合の最終的な意思決定をトップに挙げるための根拠探しが始まるのです。



おそらく、ほとんどの組織はここに時間がかかっているのです。



そして、この根拠探しが大変面倒くさいのものですから、現場から上がってきた様々な課題に対して新しくお金がかかる、または増額する者に関しては意思決定をしなくなります。




となると、組織が行動すべき時期、内容に関してと大きな意思決定が必要となるものは本来はダイレクトに現場からトップへ挙がる必然性があるのかもしれませんね。



そして、いかに中間管理職というフィルターが重要か、よく理解できます。









次に、行動力の迅速さです。



行動するには、その前段階で意思決定が存在します。



皆さんの周りで、意思決定したが行動量や行動スピードが伴わない人がいますよね。
これは、本当の意味で意思決定ができていないのです。



私もこれまで、様々な医療・介護・福祉の組織のトップと話し合い組織を支援してきましたが、意思決定が早く正確であり、行動が伴う経営者の組織は目標達成ができています。



つまり、意思決定の意思の強さが第一段階で大事だということです。



そして、第二段階としての行動力が大事になってくるのです。




意志の固さに比例して、行動スピードは伴いますから、本当の意味で人の行動だけがその人を判断できる材料となります。


嘘つきはなぜ嘘つきか?

有言無実行だからですね。





「行動」は早ければ早いほど、トライ&エラーを繰り返すことできるので、繰り返した分だけ人や組織は成長し発展します。



例えば、同じ7日間でも意思決定に4日費やし2日で準備し1日で行動するのと、1日で意思決定を行い、1日で準備し、5日間で5回行動するのでは、大きな差が生まれます。



どんなに頭で絵を描いたとしても、現実はその通りになるとは限りません。むしろその通りにならないことのほうが多いのです。



だからこそ、行動量と行動スピードが重要なのです。





何をするにしてもそうです。1日考えて他にアイデアがなければ、とにかくやりましょう!ということです。


行動しながら考え、行動したら考えるのです。


人材採用も地域連携も同じです。







ということでいかがでしょうか。


意志決定と行動の迅速さが、平等に与えられた時間でも動く頻度やスピードによって、結果が大きく変わるのです。



皆様のお役に立てれば幸いです。




それでは。




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