#6 キャリア教育とデザイン

記事
コラム
こんにちは。ゆっけです🏖

『キャリア選択のきっかけ作り』
をテーマに活動するキャリアコンサルタントです。

このコラムは、テーマに合わせて
私が感じるキャリアやストーリーをゆるーく書いています。

出品するサービスをご検討いただく際に、

✅どんな人間なのか
✅どんな考え方や価値観を持っているのか

ご参考にしていただきたくて書いています。

今回のテーマは『キャリア教育とデザイン』です。

わたしなりのキャリア教育について
実体験をもとに書いていきたいと思います。
お付き合いください。

キャリア教育って何?

🏷キャリア教育とは、
キャリア教育の定義
『一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を教育すること』                     文部科学省
キャリア教育という言葉は
1999年 12 月に初めて公で言われるようになりました🎂
中央教育審議会答申

「初等中等教育と高等教育との接続の改善について」の中で、
「キャリア教育を小学校段階から発達段階に応じて実施する必要がある」とし

さらに「キャリア教育の実施に当たっては家庭・地域と連携し,体験的な学習を重視するとともに,各学校ごとに 目的を設定し,教育課程に位置付けて計画的に行う必要がある」と提言している。            
                                      文部科学省
そしてキャリア教育が生まれた背景はこんな感じ✊
2要因性理論(ハーズバーグ)-11.jpg

日本社会が成熟して
経済的にも豊かになり進路やお仕事の選択肢が増えた。
成熟して生活に困らなくなってきた一方で生きる力が弱くなってしまった。

そんなふうにわたしは捉えています😂

中学・高校時代のキャリア教育

ゆとり世代・第1期生のわたしは
キャリア教育が生まれた1999年12月はピチピチの小学6年生でした🏫
おそらく詰め込み教育から個性を伸ばす教育に変わった移行期の世代です🙋‍♀️

土曜日の半日授業がなくなり
総合学習みたいな授業が増えたことを覚えています。

職場体験や将来を考える授業なんかも受けた記憶があります。
でも当時のわたしは、全然真剣に取り組んでなかった🙅

わたしの中学・高校時代には
常に野球があって、野球以外のことを何もしてこなかった。

✅野球で高校進学ができる
✅野球で大学進学ができる
✅野球で就職ができる

野球さえやっていれば進路に困ることもなかった。

その結果
☑️職場見学は、ハンバーグが食べたいからハンバーグ屋さんを選び
☑️キャリアの授業では、野球にかかわる仕事がしたいと適当なことを言ったり書いたり

キャリア教育なんてカタチだけで何の意味があるんだ?
そう思っていました。

そしてわたしの心の中には『働きたくない』という気持ちが強くありました。

✅自由な時間がほしいし、遊びたい。
✅働く自信がない。
✅自分は何の仕事をしたいかわからない。

上っ面の良さを引っぺがすと
小学5年生みたいな自分がいたのを覚えています。

フリーター時代のキャリア教育

『働きたくない』さんを飼っている人はとりあえず大学に行く人が多い。
(主観なミカタ、そして擬人化してみました。)

でもわたしは、とりあえず大学に行くことができませんでした。
とりあえずができなかった。(両手ますかけ線だからしょうがない✊)

高校卒業後は、フリーターとなり
初めて自分のキャリアと真剣に向き合うことになります。

わたしが5年間のフリーター生活を経て
キャリア選択ができるようになった大きな要素は以下の3つです🤝

✅経験・体験したこと
✅幅広い世代とかかわったこと
✅信頼できるBIGBOSSがいたこと

⑴経験・体験すること

自己理解・社会理解・仕事理解を深めるためには
経験・体験することが1番の教材だと感じました。

◆社会理解
・業種によって働く人の性格や職場の雰囲気が全然違う
・アルバイトと社員の違い
・子どもにとっては、先生。立場の違い。
・お客側と働く側の違い。

◆仕事理解
①接客のお仕事
 ビアガーデン、焼肉屋さん、カフェ、居酒屋、パスタ屋、クレープ屋さん
②製造のお仕事
 ライン作業、荷物の出し入れなど
③教育のお仕事
 小学校の体育の補助、スクールサポーター、学童、塾の自習室の管理
④販売のお仕事
 野球専門店、お弁当販売
⑤その他
体育のコーチング、プールの監視員、引越し、高速道路の除雪

◆自己理解
・人とかかわる仕事が好きで、人とかかわらない仕事が苦手
・同じ仕事を毎日するより、毎日変化のある仕事の方が好き
・決められた仕事より、自分で考えて決めることができる仕事が好き
・スポーツにかかわる仕事が好き

自分はどんな仕事が好きで、どんな仕事が苦手なのか
色々なアルバイトを体験する中で知ることができました🙆‍♀️

⑵幅広い世代の人とのかかわり

高校までは、同世代の人としか関わりしかなく
☑️野球がうまいか下手か
☑️勉強ができるかできないか
☑️怖い人か怖くない人か

などと、視野の狭い世界で張り合ってました。

フリーター時代に
✅様々な業種や職種の
✅様々な立場で働いている人や
✅お客さんとかかわることで

『こんな考え方の人もいるんだ!』

という体験がたくさんありました。
元々、年上に可愛がられるのが得意で、年下との関わりが苦手なわたしでしたが、この期間でそのような意識が無くなりました🤝

⑶心強いBIGBOSSの存在

自己紹介でも書きましたが当時のわたしにとって
フリーターになることが大学生になることよりも勇気のいることでした✊

なぜなら、先が見えないから🌚
社会のレールから外れて草むらをかき分けて歩いていくイメージを持っていました。
とてもじゃないけど1人で歩くには不安が多すぎました😂

そんなわたしが5年間もフリーターを続けてこれたのは
信頼できるBIGBOSSが近くにいてくれたからです。

✅初めてアルバイトをするときも
✅アルバイト先で失敗したときも
✅人間関係で悩んだときも
✅将来に不安になったり焦ったときも

いつもBIGBOSSは
✅何かあったら支えるから、自分で感じたように思いっきり行動しなさい
✅失敗しないとわたしがいる意味がない
✅今しかできない経験なんだから頑張れ

いつもわたしのことを考え、アドバイスをしてくれました📣

体験・経験することは、言葉で言うのは簡単です。
(口だけの私が言うのだから間違いありません😂)

失敗してもいいから思い切りやりなさい!
と言われても躊躇してしまうことが多かった。

当時から、口では立派なことを並べていたわたしにとって
失敗しても大丈夫!と思って行動できるようになったことが何よりの成長でした🙌

キャリア教育において心強いBIGBOSSの存在は大切だと思いました!
わたしもそんなBIGBOSSになりたくて
キャリアコンサルタントになりました。

キャリアの小話🏷ワークキャリアとライフキャリア

専門学校時代にキャリアの授業で進路を狭い範囲で決めるともったいない。
ワークキャリアだけではなくライフキャリアも含めて考えてみよう。

1日8時間、週40時間、月160時間、年1920時間をあなたは何のために使いますか?

とよく学生に話をしていました。

✅推しのライブに全力投球したいから、休みが取りやすい会社で働きたい
✅将来、自分のお店を出したいから、経験が積めるお仕事がしたい
✅母国の家族にラクをさせてあげたいから、お金をたくさん稼ぎたい。 

わたしは、何のために働いているのかが明確で自分が少しでも幸せを感じられるのであればどれも良いキャリア選択だと思っています🙆‍♀️
2要因性理論(ハーズバーグ)-12.jpg

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございます。

わたし目線のキャリア教育は
クラス単位ではなく個人単位で継続的におこなうものだと感じています🙌

それは、学校だけではなく、家族や友人、近所のおじさんなど多くの人がかかることが大切だと思います😃

そしてキャリアコンサルタントが
継続的に1人1人のBIGBOSSとして寄り添うことができれば
効果的なキャリア教育が実現できると信じています🏫
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