『型』と『形』っていう考え方【極み】

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おい、ちょっと汚い話だけど、許してくれよ。

「いいうんこを出すには、良い体作りをするしかない」

これ、大学で学んだんだ。

なかなか真面目なトーンで言われたんだ。

みんな笑いながら聞いてたけど、考えてみりゃなかなか深い言葉だよな。

まぁ、確かにな、モノづくりをする人間にとっては、出来上がったものがすべてだ。

でも、良い作品を作るには、それなりに良い道具を使わないとできないこともある。

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これみてぇに和菓子の型を作る職人もいるんだ

単にできる造形じゃないからな。

でも、それでおいしそうな和菓子ができるんだから胸張って仕事してるんだろうよ。

うんこの話の次に食べ物の話をするとは、なかなかの勇気だな。と思ってんだろ。説明のために仕方のねぇことだから許せ。

形をつくる前の型のことを考えるようになったのは、実務を始めてからだ。

大手の設計事務所で3年も働いていても、実際のところどうやって作られるか知らないことがよくある。

まぁ、それがよくないって思って、勉強したり、実際に手を動かしてちっちゃい作品をつくるようにしてるんだ。

でも、そうすることで自分の成長を感じるんだ。

『俺の作品』

「野球の上手い選手は、道具の手入れも一流」

最初に言ったことと同じようなことだな。

そう考えると、何かをつくるってことは、森から木を持ってくるところから、椅子になるまでの工程を全部知っている人の方がいい作品を作れるんじゃないかって話だ。

でもな、そこが難しいんだ。

ビルみてぇにでっかいものを作るとなると、作業分担でみんなそれぞれ自分の専門分野だけ頑張っちまう。

設計者も結構専門的な知識がいるけど、デザイナーである以上、構法についても勉強しないといけないんだ。

まあ、頑張るしかねえな。

〈友人が描いたアート〉
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建物は大工にお願いして作ってもらうけど、ピカソは絵描くときに別の画家に発注しない。

同じデザイナーでも大きな違いだよな。

ピカソみたいに自分で家一軒建てれる設計者になれるように頑張るよ。

ありがとうな。


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