みなさんこんばんは。ブログ投稿を一日休んでしまった千冬です。
今日は学び的なことではなく、私の相方マッハさん(仮名)のお話を書きます。
mach750ssH2というのが正式名称です。1972年に川崎重工(現KAWASAKI)から販売されました。有名なのは一つ前の500ssで、ド初期なものは500万以上で取引されています。
どちらかと言えばマイルドに進化した750ssですが、500の性能を十分に引き継いでいます。
「マッハ」というだけで「曲がらない、止まらない、まっすぐ走らない」や「走る棺桶」、「じゃじゃ馬」といくつもの異名を持っています。
爆発的な排気量の2ストロークエンジンに、華奢なフレーム。7000回転からの加速は、たくさんの人間を魅了してきました。
まぁ、確かにたくさん死んでますけど…。
アメリカから輸入した時、爆音と煙に「なんて近所迷惑なバイクを買ってしまったんだ」と愕然としました。整備を繰り返して、まともに走るようになるまで、3年以上はかかりましたね。
でも、手放せない。いくら壊れてもこんな面白いバイクは初めてでした。もともと旧車が好きなのもありましたが、マッハには何か生き物のような「妖艶」な魅力を感じて、今でも楽しく乗っています。
私より2歳年上ですが、こんないい女はいません。飽きることもなく、ちょっと乗らないとすぐに拗ねて、ほんとにかわいいです。エンジンがまったくかからないところも愛嬌です。冬のコンビニで1時間くらい汗だくでキックした日もありました。
いつも思うのですが、鉄の塊ではなく「魂」を感じてしまいます。
現行のバイクはほとんど壊れないし、安全性や機能面でも優れていると思います。スピードや安全面でも問題ないでしょう。
でも、やっぱり私にはマッハしか考えられません。
もうすぐ50歳ですし、これからも長く乗るために整備をしっかりしていこうと思います。
身の回りの古いものは、きちんと手入れしてあげればしっかり動きます。愛着を持って、美しく大事にしてほしいと思います。
私の勝手なブログ記事で申し訳ありません。
今後とも私の相方もよろしくお願いします。
では~。
千冬