ヒプノセラピーによるインナーチャイルドの癒しについて

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こちらのブログでは、
主にヒプノセラピー(催眠療法)について書いていきます。


前回のお話↑では、
ヒプノセッションにおけるリラクゼーション誘導について
ご紹介しました。

今回よりヒプノセラピーセッションでの
アプローチ方法についてお話を書いていきたいと思います。

今日のお話はタイトルにもあります通り
ヒプノセラピーによるインナーチャイルドの癒しについてです。

まずは
インナーチャイルドとは何かという
お話から始めてみたいと思います。

今回も長文となりますが
お付き合いいただけると嬉しいです。

さてさて…

①インナーチャイルドについて


『インナーチャイルド』という、言葉をご存知ですか??

インナーチャイルドの考え方は、
ヒプノセラピーでのアプローチのお話をする上で 
知っていただきたい考え方のひとつです。


インナーチャイルドについて
理解を深めていただいた上で 
また、ヒプノセラピーで、
どんなことができるかお話を書きたいと思っています。


前置きは、コレくらいにして。。。
ちょっと心理学的なお話になりますが。。

『インナーチャイルド』とは、
アメリカの心理学から入ってきた考え方です。

日本語に訳せば 
「内なる子供」「心の中にいる幼心」のような意味です。

自分のココロの中の大人になりきれていない部分と 
思っていただくと 良いと思います。


人間は 成長の段階で 
周囲の環境に影響を受けながら 
少しづつ人格形成をして大人になるといいますが 

そのためには 
『安全で健康な情動のモデルとなる親』を必要とするそうです。

ところが 
不健康な家族システム、
つまり機能不全家庭の中におかれた子供は
精神面での成長や感情が抑制されてしまいます。。。


※機能不全家庭とは※

子どもを取り巻く環境としての家庭の中の大人(主に親)が
子どもの保護者として 本来の機能を果たしていない家庭のこと。

一言でいうなら、
『子どものニーズを満たしてあげることのできない家庭』のことです。
さらに子どものニーズを満たさないばかりでなく、
逆に 親のニーズを子どもが満たしてあげることが 
この家庭の大きな特徴になります。

機能不全の家庭では、
子どもは甘えることができないばかりか 
感情を表すことも許されていません。

それどころか このような家庭の子どもは 
大人のニーズを察しなければならなくなるのです。。。

 「泣くんじゃない」「静かにしなさい」
 「そんなことをするな」
 「こうしなさい」「そんなふうにしているな」
 「~すべき」「~すべきでない」
 「おまえは~できない」「おまえはいつも~だ」
 「おまえは絶対~できない」など。

親はしばしばこのような言葉を使って 
子どもの感情を押し殺すことを要求したり
その子の行動や選択・人格形成をコントロールしようとします。
子どもが従わないときには
 「はやく泣き止まないと 
 こわい鬼さんがくるよぉ~」と脅したりもします。

そして実際に、子供が恐がったり、
怒ったり、悲しんでいると暴力を加えたり
 「もう○○にもなるのに、そんなことで 泣くな!」
などと大声を出したり
ひどい言葉を浴びせたりすることで 
子どもの感情表現を抑えさせようとするのです。。
こうして
 機能不全家庭の中におかれた子どもは 
 精神面での成長や感情が抑制されてしまいます。。。

どんな人の心の中にも 幼い自分が存在しています。。。
それが、
すばらしい子供(ワンダーチャイルド)ならばいいのですが、
ほとんどの人は 
傷ついた自己であるインナーチャイルドを抱えて生きています。


そうはいっても 私たちは 
普段 大人らしく社会生活を営んでいますね。

しかし ひとたびインナーチャイルドの傷に
触るような出来事に遭遇すると、
大人気ない 感情的な行動に出てしまいがちです。。。


理由もなく 怒りや悲しみの感情がわいたりして 
感情的な行動をしてしまうときはありませんか??

また そんな人に遭遇したことは ありませんか??


その人は、カラダは大人になっていても 
傷ついたままの子ども心に影響されて
「大人としての的確な判断や行動」
をすることが出来なくなっているのかもしれません。。。


心の中に残され  
傷ついた子ども心(インナーチャイルド)は、
『大人の自分』 を汚染し、
人間関係に様々な影響を及ぼすのです。

自分の行動を 大人として 
冷静に判断できなくさせてしまいます。。。


人は理由なくして 悪くなることは 
まず ありません。


感情的な行動の裏には 
必ず理由があります。


機能不全家庭で育った人は
たくさんの癒されないインナーチャイルドを 
抱えて生きていくことになります。。。


大人になってから 
このインナーチャイルドの欲求が 騒ぎ出すことになるのです。


また 機能不全家庭で育っていない人であっても
感情を表現することを恐れ 
押し殺してしまった経験は 
どんな方でも経験したことがあると思います。。。


けれど 抑圧された感情は 
消失するわけではなく 心のうちに つまり 
無意識・潜在意識の中に押し込められ
人格形成の上で傷となって 残っているのです。。。


インナーチャイルドとは 
私たちの感情の象徴であり 
感情は 魂からのメッセージなので 
感情を解放することは 
魂を直接癒すことにもつながり 
根本的な癒しにもなり得るのです。


さて、ここまでの記事を読んで 
皆さんは
インナーチャイルドについて 
イメージはつかめたでしょうか??


インナーチャイルドを癒して
抑圧された感情を解放し 
もっともっと心の自由を 取り戻してみませんか??


インナーチャイルドを癒す方法は 
様々あるのですが
ヒプノセラピーやイメージ療法によっても 
インナーチャイルドを癒すことが出来ます。

次の項では、ヒプノセラピーでの具体的な誘導方法について
ご紹介します。


②ヒプノセラピー(催眠療法)においての具体的な誘導方法について


ここからは、ヒプノセラピーによる具体的な誘導方法について
ご紹介します。

もう そのままになりますが。。。

インナーチャイルドに会いに行きましょう。。。と 誘導したり

あるいは 子供のころの 
楽しかった(あるいは 悲しかった)場面を 
思い出してみましょう。。。
と 誘導したりします。


一般的なやり方として
催眠に慣れていない人。

または 初めて催眠を受ける方々に 
『催眠』というものに慣れてもらうために 

リラックスした状態で
『子供のころ 一番印象に残った場面を 思い出してもらう』
といった誘導をしたりすることが多いようです。
(私自身の初めてのセッションでも こういう誘導方法でした。)


リラックスした状態で
『子供のころ 一番印象に残った場面を 思い出してもらう』と。。。


その人の その時の『必要』に応じて 
さまざまな場面が 思い出されてきます。

そして 
その幼いころの自分が 
その思い出した場面について 
どんなことを 考えて
どんな風に感じていたのか。。。。


本当は その時
誰に
どうして欲しかったのか
聞いてみます。


そして その時 
その子が 
まわりの大人にしてもらいたかったのに 
かなえてもらえなかった願いを 
今度は 大人になった自分が かなえてあげるのです。。。



上記の「①インナーチャイルドについて」。。。の記事を参照にすれば 
その時 周囲の大人に満たしてもらえなかった 
幼いころの自分のニーズを 
大人になった今の自分が 
その子のニーズを 満たしてあげることで   
傷ついたままだったインナーチャイルドを 癒す。。。。
という感じですが。。。。

いかがでしたか??

次の項では
具体的には どんな感じで感情が 解放されるのか
体験記をご紹介いたします。

③私がヒプノセラピーで体験したインナーチャイルドの癒し


引き続き
長文おつきあいいただきありがとうございます。

ここからは、
具体的には どんな感じで感情が 解放されるのか
という記事になりますが

具体的な体験記として
私が初めて 
ヒプノセラピーを受けた時のお話を書きたいと思います。

私が初めて ヒプノセラピーを受けた時も
インナーチャイルドのセッションになりました。

私がもともとヒプノセラピーを体験してみたい目的は
何かやりたいテーマがはっきりあったわけではありませんでした。

その時はヒプノセラピストになりたいという希望があって
とにかくヒプノセラピーを体験してみたいということで
実家の近くでヒプノセラピーをやっている人を
見つけて申し込んだのが最初でした。


それでは その体験内容をご紹介したいと思います。


私の初めてのヒプノセラピーのセッションでは 
カウンセリングの時間を多くとった後
『一番楽しかった子供のとき』 と 
『一番イヤだった子供のとき』 
を思い出すという誘導を受けました。



まず はじめの
『一番楽しかった子供のとき』は、
まだ 兄と姉と私の3人でよく遊んでいたころ・・・
 (私は3人兄弟の末っ子なのです。)


近所の子供たちも混ざって 
みんなで かくれんぼして 
遊んでいたときの様子を思い出しました。


『楽しかったなぁ~☆ うん うん』
と 思い出に浸りました。


次は
『一番イヤだった子供のとき』です。

最初に思い浮かんだのは
なにかのきっかけで 姉を怒らせてしまい 
箸を投げつけられた場面でした。


私は 姉があんまり怒っていたので 怖くなって 
厨房で働く母のところに 泣きそうになりながら行きました。
(私の両親はレストランを自営していたので 
自宅と店の厨房がつながっていたんです。)


私が
「ねえちゃんの 箸ば 投げてこらした~」
といって 母に泣きつこうとすると

母は
「あ~ いちいち いいに来てから しからしかね!!
 今 忙しかったい!!自分で仕返えさんね!
 ごはんは、食べたとね?? 食べたら 
 皿とか箸とかさっさと持ってこんね!
 いつも 遅いよ! 片付かんやろが!」

とつっぱね 全然とりあってくれません。。。


それから 母が 忙しそうに働いているところを
しばらく見つめた後
私は 自分の部屋へ 戻りました。。。
という内容の思い出の場面でした。

※九州出身のためセリフが方言による記載になっています※
一番最後に補足しましたので言葉がわかりくい場合は
ご確認ください。

そして その思い出の場面で
『何を考えて どんな風に感じていたのか。』というと

姉のことは 腹がたつけれど 
それよりも 母が全然取り合ってくれなかったのが 
寂しくて悲しくて イヤだった。


この人は 私のことは どうでもいいと思っている。
それを思い知らされた。

と考えていたのを思い出して 
怒りと悲しみで 涙が出ました。


では、
『本当は その時 誰に 
どうして欲しかったのか』というと


母に 話を聴いてもらいたかった。
抱きしめて慰めて欲しかった。 
と思いました。


そう 誘導者に伝えると
『今のあなたが 幼い自分にしてあげたいことを 
してあげましょう 
かけたい言葉はありますか?』
といわれたので


イメージの中で
そのときの 幼いころの自分を 抱っこして
怖かったね~とか 寂しかったね~とかと 
声をかけたりしてみました。


ちょうど そのときの感覚が 
娘を抱っこしている時の感じに よく似ていて
やわらかくって あたたかい感じがしました。


癒されるぅ~という感じです。


それから 
催眠から 目を覚ますと 
カラダもココロも 
すっきりしていました☆


『すっごく 寝起きのいい さわやかな朝を迎えたとき』
の感じに似ていました。


目がぱっちり 開いて  頭スッキリ!!
という感じでしょうか。
気もちよかったぁ~♪♪


それにしても この
『姉に箸を投げられた』場面は 
それまでの普通の生活の中で 
ふいに何度か思い出したことあって 
たまに夢にも でてきたことがありました。


夢にでては きていたけれど 
その時は さして深く考えたこともなく 
あんとき むかついたよなぁ~ 
というくらいの思い出しかなかったのです。

すぐに忘れましたし。


今では 姉とは 家族の中でも 
特に仲良く過ごしているし

母のことも 家族を養うために 
仕事を一生懸命やっていたことをわかっているので
そんな仕事中なんだから 
子どもの争いごとに いちいち 構っていられないでしょう。と
あの時の態度も 無理ないよね 
と理解できます。


だから 今の自分からしてみれば 
ちっとも大したことない思い出だと 
思うんですよね。

でも 自分の中の 
インナーチャイルドの部分では  
怒りとか 悲しみとかを 抱えたまま 
癒されずにいたんですよね~。

癒されていない自分が 
こんなところに いたんだなぁ~
無意識って 不思議だなぁ 
と感じた体験でした。。。


ふいに 子供のころの嫌な思い出を 
思い出してしまうときって ありませんか??


そういうこと 思い出したとき 
すぐに忘れてしまわないで
そのまま イメージを進めてみると
いいかもしれませんね。


もしかしたら インナーチャイルドを癒すための 
ヒントになっている思い出かもしれません。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

このブログが
ヒプノセラピーに興味をお持ちの方々の
お役に立てていると嬉しいです。

次もヒプノセラピーのアプローチについて
また違うお話を書きたいと思います。
お楽しみに!


はつか


(以下宣伝です。)
こちらのブログでは、
ヒプノセラピーについて初めて知る方
ヒプノセラピー体験について興味のある方にむけて
丁寧な内容を心がけております。

出品サービスについてこれまでいただいた質問についても
こちらのブログでご紹介していきたいと思います。
ご質問等ある方はぜひ出品者に質問するから
もしくはメッセージよりご質問をお寄せくださいね。


※方言補足※
「ねえちゃんの 箸ば 投げてこらした~」
⇒「お姉ちゃんが 箸を私に投げてきたよー」

「あ~ いちいち いいに来てから しからしかね!!
 今 忙しかったい!!自分で仕返えさんね!
 ごはんは、食べたとね?? 食べたら 
 皿とか箸とかさっさと持ってこんね!
 いつも 遅いよ! 片付かんやろが!」
「あ~ いちいち 言いにきて うっとうしいわね!
今忙しいの!! 自分で仕返ししなさい!
ご飯は食べたの?食べたら皿とか箸とかさっさと
持ってきてよね!いつも遅いわよ!
片付かないでしょ!」

標準語に直すと表現が和らぎますが
九州弁は結構強烈に心に刺さりますね。
※補足おわり※
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