海外の親の子供の教育方法を真似よう

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昨日、有明にある東京都水の科学館とその隣の再生センターへ子供を連れて行きました。
この子供、4歳の時には台風の仕組みを知りたがり、太陽系の天体模型を作っていました。
2ヶ月くらい前、自然科学、生物化学にとにかく興味を持つ彼女は、「蛇口をひねると、なぜ水が出るのか教えて欲しい」とわたしに聞いてきたんです。
それで、適当な答えをしてわかった気になるよりは...と事実に基づいて、ちゃんと子供に疑問をこたえてくれる施設が欲しいな、と見つけたのが、この水の科学館と再生センターでした。

やっぱり、人に聞いた話をそのまま信じる人間になってはダメですよね。
本物の教育とは、子供達が「本当にそうなのかな」と実際に自分で本物を見にいく、自分で調べに行く。頭の中にイマジネーションができるように、構造を知る。そしてそれを自分なりの知識として整理して、頭の中にしっかりとした知識の蓄積を作っていく教育です。逆にそれがあれば、新しい事象にであってもその真偽にぴんと来るものがある。
子供の判断力をつけることが、本当の教育なんです。

だから、テストの回答を見て覚えて、書き込む繰り返しじゃ、どんな知恵だって育たないです。
猿に記憶させて覚えたことを回答したらサツマイモをあげる、という訓練と一体なにが違うんでしょうか。
ですから、ぜひ自分の子供は、人間として育ててください。

 ちなみにこれは私の作った教育法ではありません。今では幼稚園から始まる英語圏の当たり前の教育の柱となっています。この姿勢が当たり前にできないと、たとえ英語ができたとしても成長した後、日本人が向こうのアカデミックな世界に食い込んでいくことはできません。
 先日小学校5年生まで海外にいた帰国子女の男性で、日本のインターナショナルスクールを出て留学し、今は高度な子供向け英語スクールの社員さんになっている方とオンラインで海外の教育について話をしていたんですが、やっぱりそうおっしゃってましたね。

 教育経済学の研究もされていた成田悠輔さんも語っていたのですが、いまや比べるのもかわいそうになるくらいレベルが違いすぎて、もう日本の偏差値が高い大学レベルの卒業者は、日本の教育だけ受けて、海外の先端の研究機関に食い込んでいくことはできません。それくらい日本の教育は先進国と比べて、すでにどん底レベルにいます。経済も後進国、そして教育も後進国です。つまり、日本の教育が国の柱である本物の知力を作れなくなっているのです。
 だから日本の国がやらないならば、親が自分でやるしかない!というわけです。

娘がガチの研究者になるならば、うちで重んじて育てているこの力が10年経てば、海外の天才たちと彼女をつなぐ基礎力になります。
...でも正直、何度も潰れそうになった。w 天将星の玉堂星の知りたい気持ちは、強烈すぎる。
天才児って基本的に変人ですからね。規格外の行動が多すぎます。
でも、それでもなんで子育てをつづけられているかというと、やっぱり自分を支えているのは責任感だからですね。
人一人が全人生に与える影響力の大きさを自分がよく知ってるからですね。

それに、パートナーと自分が身を削ってでも子育てできる理由は、お互い軍人の星持ってるからでしょうね。(義に従いたい本能ですかね。)
 だれもがそろそろ変だ、と気が付き始めている、日本のおかしな政策や高すぎる税金、医療、人を幸せにしないシステム。国会取り囲んだり、グループでデモしたところで方針は変わらないし、個人が抗議することは安全上できませんが、たったひとつ、庶民に確実に国を変えられることがある、と私たちは考えていて、それが子育て。人づくりです。まともな選択が取れる人間を社会に送り出すことです。

それを全世帯でやれば、国民の総意も変わる。
今、手元にいる子供達を立派に育てることが、私たちなりの最大のレジスタンスなんですよね。w
パートナーも同じ意識で子育てをしているので、夫婦というより、同僚として一緒にいる感じですよね。
う〜ん...同僚だからいつか別れてしまうかもしれません。w (だから、真似しないでくださいねw。)

 好きか、とか愛しているかって言われると、お互い正直???です。まぁでも総じて、ムカつくけど友人として、いい奴なんだろうと思います。向こうもそう思っていると思う。w
 好き嫌いというよりも、同じミッションを遂行する同僚みたいな感じですんで、言い換えれば、登山チームがあったとして、そのメンバーを好きか、愛してるかって周りに聞かれても困る。そんな感じ。w
意見交換はするけど、お互い何も相手に求めないしね。でもそんなさっぱり関係もあっていいんだと思います。
さて、今回行った水の科学館では、施設めぐりツアーがあって、そのツアーでは子供達に有明一帯に学校のプール28枚分の水を送るポンプの実物を見せてくれます。13メートル地下にある施設に潜って、水の説明を受けたり、遠隔コンピューターの制御の話や水道漏れの検査体験などをやりました。

となりの水再生センターでは、娘は下水処理に微生物が関わっていることを学び、見えないレベルで生物がたくさん存在することに驚きました。先日のキャンプ場でちょうどトイレの下水管が破裂してしまうというアクシデントがあったのですが、それがどういうことなのかを知るチャンスにもなりました。
化学実験を目の前でたくさんやってくれていて、小学校高学年の子供が十分楽しめる施設でしたよ。

そうそう、前の日採石場の見学に行ったことも、「子供のことだし思い出として風化するかなぁ」と思っていたのですが、「These granite are extracted in the quarry !」 と、次の日娘が有明のビルや道すがらに花崗岩を見つけては騒いでいて、建物を構成する鉱物がどこからくるのか、彼女の頭にはしっかり鉱山と都会とのつながりができたようでした。

 娘は道すがら、つぎのキャンプで観測する天体望遠鏡と泥水を覗く顕微鏡を買って欲しい、とパートナーに頼んでいましたよ。多分、うちの車騎星パートナーは、どんなことしても買ってやるのだと思います。w

 あなたのお子さんがもし学びの星を持っていたら、たくさんの経験をさせてください。
玉堂星・龍高星の子供はバーチャルではなく、全ての日常体験が全体とつながっていることを、身をもって学んでいく必要があります。今回の施設は、都の施設なので全て無料で入館できましたし、経済的な負担はありません。
ディズニーランドに連れていくなら、絶対こっちの方が安いし、子供の学びに役立ちます。w

こういう施設、ほかにも教えてください、と聞かれたので、ついでにこたえます。
JTBパブリッシングからるるぶkidsというガイドブックが出ています。
東北大学の瀧教授が、脳を育てるにふさわしいところを監修したそうです。
「こどもの知的好奇心がすくすく育つ学びスポット」という題名で、東京周辺の89施設を紹介しています。
見てみたら、ほとんど私が子どもを連れて行った場所ばかりで、笑ってしまいました。

大人になってみるのと、子供の時みるのとでは感動の大きさが違うので、今の時代を大事にして色々連れて行ってあげてくださいね!
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