「どうして働かなくちゃいけないの?」と考えたときには

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ワークライフバランスって言葉、
「ワーク」と「ライフ」がまるで同等のもので、その2つのバランスが大切、というような印象を受ける。

でも絶対違うよね。同等なはずがない。
ワークなんか、ライフのほんの一部分。
当然ワーク<ライフなんだから。

ライフにおけるワークのバランスをしっかり調節して、ライフ全体の充実度を目指す、というのがきっと本来の考え方であり、万人の理想。

でも。
ワーク、つまり「働くこと」自体が、ここ数年大きな負担になっているし、だからこそ余計にライフ、つまり「人生」の充実を目指すことが難しくなってきているな、と感じる。

2chの開設者であるひろゆき氏が以前、
「働いていると払う罰金」
という言葉を使ってツイートしましたね。
法改正によって雇用保険料が上がることに対しての発言だったと思います。

働くことによって必ず伴ってくる保険料のことを「働いてると払う罰金」と揶揄しての表現なのですが、
毎度この人は、センセーショナルな言い回しで的を得たことを言うな、と感心してしまう。

確かに、組織で働いていても差し引かれるものが多すぎるし、物価は上がるしで、生活はいつまでたっても豊かにならないというのが実情。
働かないことが「勝ち組」かどうかは置いておいても、「FIRE」を目指す人は確実に増えているだろうなと容易に想像できる。

「FIRE」とは?
Financial(経済的な)
Independence(自立)
Retire(退職)
Early(早期)
の略。

退職後の資金を貯蓄や投資(による不労所得)で得て、
若いうちに「働くことを辞める」ことを「選択」する生き方のこと。
アメリカ、中国ではもう10年ほど前から若者世代で盛んに言われ始めた生き方。
コロナによる社会不安や国の政策への不満から、日本でもここ数年かなり聞くようになった言葉。

その言葉ではなくとも、「投資」「米国株」「NISA」「iDeCo」といった言葉は本当によく聞くようになった。
それほどに「従来の働き方」「従来のお金の得方」に不安を持つ人が増えたのだろう。

私ももちろん、そのひとり。
でもそれにプラスして、教員を辞めた2年前から、「人生を楽しむための働き方」を常に考えて生きている。
ちょっとネガティブな言い方をすれば、「人生を邪魔しない働き方」というか。

私は、興味のある分野について学ぶことが好きなタイプなので、その行為自体は苦ではない。
何をもって「学び」とするかというと、
①理論的、技術的な「知識・技能」を増やす
②人と関わることや、肌で感じることによる「経験」を豊かにする
この2つを両立すること。

だから、新しい技法や流行りの手法が出たならば勉強するし、
学校で、事務所で、様々な場所で様々なクライエントに精一杯尽くして、試行錯誤して、経験を積んでいく。
その過程を苦とは思わないし、むしろ無くなったらきっとすぐに老いてボケると思うので(笑)、
そうした「働き方」によって自分の「ライフ」の感性がより豊かに、視点がより広大に、そして経済的にもリッチになれたら言うことなしだな、って。

働くことを、常に自分と環境に合わせてグレードチェンジさせていっている。
だって私は敢えて「FIRE」を目指さないし、「ワーク」とうまく付き合っていきたいから。

労働ももはや、するかしないか選択できる時代なのだろう。
本気出して勉強すれば「働かない」選択もできるのに、なぜ「働く」選択をするのか?
それに答えられる働き方、生き方をしていたい。
その背中を見て、子供は学び方を、生き方を覚えるのだから。
積み上げた経験が生む人と人との繋がりが、自分を元気にしてくれると、カウンセラーとしても、占い師としても知っている。
私はその場を手放すなんて、いくらそれが大変でも、有り得ない。
だから私は、「働くこと」を選択する。

だから、
「FIRE」を目指すあなたも、
敢えて目指さないあなたも、
まだ迷っているあなたも、
不本意に「ワーク」と付き合っているあなたも。

正解を自分で決めて、
本当の意味で「バランスよく」生きていきましょう。

何が自分の幸せかは、自分が決める。
自分のことくらい、自分で責任もって幸せにしてあげる。
それが自分の人生なのでしょう。

それでも困ったその時には、いつでも全力でお手伝い致します。
どうぞお気軽にメッセージを。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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