悪魔崇拝の世界へようこそ♡

陰謀論系のニュース、私、好きなんですよね。

時々、ブログサイト、ニュースサイト、動画番組などで陰謀論っぽいニュースで楽しんでます。

もともとオカルト話好きなので、陰謀論系も目に入りやすいんです。

で、そういう系の情報だと、悪魔崇拝って、おどろおどろしい書き方されているじゃないですか。

悪魔崇拝は、生贄を捧げるような残酷な儀式をするような秘密組織なんじゃないか、黒ミサ、悪魔召喚、幼い子供たちを集めていかがわしいことをする、処女の生き血とか童貞の精液だとか・・・みたいに漠然と考えてしまいがちです。

ですが、悪魔崇拝をこういうエログロという側面だけで捉えてしまうと、読み間違える記事も中にはありますのでご注意ください。

「悪魔崇拝なんて、おお、いやだ。汚らわしい」と清楚ヅラしてる人・・・？

残念ですが、本質的な意味ではあなたも悪魔崇拝者です。

私の見解では・・・今、生きている人、現代人のほとんどが悪魔崇拝だと思います。私もそう。無意識レベルから悪魔崇拝です。

そもそもでキリスト教的には、占いはみんな悪魔の領域です。

300年代(いつかはっきり忘れた・・・)で、占いは禁止ということになってます。

その当時は、民間宗教とか怪しげな呪術が流行っていた。人心を惑わすということで占い全般が「悪魔」として避けるべきこととされたんですね。

タロット占いなんかしてる時点で、私は悪魔崇拝者ということになるのです。

ちょっとしたときに占いを見てしまうあなたも悪魔崇拝者ということになります。

悪魔は、根も葉もない噂をばら撒いて、人を不安に陥れます。

占いも、「絶対」ではないのに、さも確かなように「根も葉もない」ことを信じさせようとする。

・・・陰謀論系のニュース自体が悪魔崇拝者的だと言えます。

英語で「噂をすれば影」という言葉、speak of the devilです。ドイツ語では、Wenn man den Teufel an die Wand malt,dann kommt er.です。

英語では、悪魔のことを話すと、悪魔が来る。ドイツ語では、壁に悪魔の絵を描けば、悪魔が来る。

ちょっとした、何気ない瞬間、心の隙間に入り込むのが悪魔です。

神よりも、悪魔の方が私たちにとっては身近なのです。

情報にあふれた生活をしていれば、神よりも悪魔と遭遇する機会の方が圧倒的に多い。

色々総合して考えるに、何をもって悪魔崇拝なのかと判断するポイントは、「永遠と絶対」を獲得しようとすること。もっと踏み込んだ言い方をすると、自分の都合で物事をコントロールしようとすること。

ポジティブな意味での悪魔崇拝も存在しちゃうことになります。

つまり、どうにもならないことを「しょうがない」で済ませることができず「なんとかしなきゃ」と頑張っちゃう人。

占いは「絶対」を獲得しようとする行為の為、アウトです。

そして、「永遠」を獲得しようとする行為、目指す行為、「時間よ、止まれ」とか願っちゃうこと、究極的には不老不死願望ですが、身近なところで言ったらアンチエイジングや化粧、整形、白髪抜け毛対策とかもそうなりますね。パワースポットに行ってパワー貰ってくる！という行為も含まれてしまいます。

「これさえあれば（これをするだけで）、大丈夫！」みたいなやり方をしているのは、悪魔崇拝ということになります。宗教も免罪符的なやり方をしちゃってるのはアウトです。

若々しくいたい、できれば年を取りたくない。もっとできれば死にたくない・・・不老不死がテーマになる物語は、古今東西様々あります。

不老不死を求めようとして、失敗してひどい目に遭った話とか、死ねなくなったために生きるのが退屈になってしまった、というストーリーが定番でしょうか。

銀河鉄道999の鉄郎も、「機械の体」にしてもらうために旅を続けるのですが、同行者のメーテルはことあるごとに機械の体なんて求めるようなものではない・・・というようなことを言っていた気がします。

永遠に生きたい、絶対的な何かを手に入れたい。そこまでじゃなくても、安心したい、不安を取り除きたい。

それの何が悪いのか。

そして、人の普遍の願望を利用することで金儲けして何が悪いんだ！人を安心させ、不安を取り除いてやってるだけじゃないか。

アンチエイジング、美容系だけでなく、ロングライフの加工食品などもそうですよね。そんなことを言い出したら、流行の持続可能社会、SDGsもそうですね。

「この世の中は、すべて悪魔崇拝だ」と考え方によっては、そうなります。

永遠と絶対。安定と普遍。これらを目指す行いすべて、悪魔崇拝が何かということを理解するカギだと思います。

そして、これをうまく利用すると、お金を儲けることができます。もっと上手に利用すると、人助けになります。

老いも病も死も・・・克服するべきものだと考えている。避けるべきものだと思っている。

自分が受け入れられないもの、認めたくないものは、拒否できる。

不愉快なものは排除する。人に害をなす目障りなものは絶滅させる。

その技術があるのだから、そっちの方向に進むべき。

その方が多くの人が救われる。

西欧的リベラルが言いそうなことです。グローバリズムやリベラリズムが悪魔崇拝だと一部陰謀論系で言われていますが、おそらくこういう論理展開なのではないでしょうか。

彼らにとっては、生まれること自体が虐待で、死は暴力なのです。

悪魔崇拝を妙な儀式だとか、秘密結社的なものだ、普通に生きていれば縁のないもの、自分には関係ない・・・と思っている人ほど、気を付けてください。

勘違いしたままだと、最後にひどい目に遭う。悪魔と関わり合う時に気を付けなければいけない基本的な注意事項です。

「永遠」とか「絶対」とか、持続可能で確実・・・などなど、ついつい信じたくなるし、それが可能でみんなやってるとなると「私も！」と飛びついてしまう。

悪魔崇拝は特別なものではないのです。身近にあるものなのです。いつの間にか、しれっと私たちの生活の中に入り込んでいるのです。

一方で、仏教的・日本的な思想では、もともと色即是空・諸行無常といった「絶対や普遍性などない」という根底思想があります。元も子もないことを言っちゃってるんですよね。だから、金儲けができない。清貧な生き方へのあこがれだけでは、この世界で生きていけません。

この現実直視、本質を強いてくる仏教と、「永遠！」「絶対！」「安定！」「普遍！」、こういうのを約束してくれる悪魔崇拝だったら、そりゃ悪魔崇拝を選びたくなってしまいます。

全然特別なことじゃないし、自分には関係ないって顔していられる話じゃないので、身近な悪魔崇拝的な行動、考え方や本質などについて、観察してみてくださいね☆

悪魔を追い払う最強の武器をご存じでしょうか?

「悪魔は嘲笑に堪えられない」のだそうですよ。

悪魔の存在に気づいたら、オシーリペンペン！と笑い飛ばしてやりましょう！

自分なりの、自分にしっくりくる価値観や生活様式を見つられるといいですよね！

こんな話をされて、よもや占いをしたいと思う人はいないだろうが・・・

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