(266日目)コンセプトモデル。

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コラム
ワイ「ふと思ったんですがいいですか?」

助手「何よ?」

ワイ「コンセプトって大切じゃないですか?」

助手「うーん、何を言いたいのか分かんない。」

ワイ「コンセプトって骨組みと一緒だと思うんです。」

助手「うん。」

ワイ「正しい骨格があれば、正しい肉付きをする。」

助手「で?」

ワイ「例えば何かを企画する時もコンセプトができていないと何がしたいのか分からないものになります。」

助手「確かにそうだね。」

ワイ「コンセプトからズレたコンテンツを作っても同じ事態になりますよね?」

助手「それほどコンセプトって大切ってことじゃない?」

ワイ「それで思ったんです。日本にはコンセプトがないと。」

助手「What do you mean?」

ワイ「日本の政治ってグダグダじゃないですか?」

助手「そうだね。」

ワイ「それはコンセプトが無いからだと思ったのです。」

助手「例えば?」

ワイ「要は50年100年経とうが変わらない基本方針ってやつですね。」

助手「内閣が変わっても変わらないものってこと?」

ワイ「コンセプトが無いから、行き当たりばったりの政策しか出てこない。」

助手「そうなんだ。」

ワイ「資源は無い。子供も減る。そんな中でどのように国を成り立たせていくか・・・今それが問われています。」

助手「けれど難しい問題ばかりよね。」

ワイ「日本が何を持っていて何を活用できるかを前提に、できること・やるべきことを骨格として組めれば良いのですが。」

助手「資源もないのに?」

ワイ「資源と言っても物質的なものとは限りません。人も資源だし知識も資源。自然のものさえも資源と言えます。」

助手「ほう。」

ワイ「今あるものをどのように活用すれば長期に渡って発展していくことができるか・・・そう考えるのが良いでしょうね。」

助手「それを言語化したものをコンセプトにすればいいってことね。」

ワイ「もちろん100年先を見据えて動くので、コンセプトを作る時点の経済状況や世界情勢では国民として受け入れ難いことも出てくるでしょう。」

助手「反対されることもあり得るってことよね。」

ワイ「しかし、それを乗り越えない限りは実現できませんからね。」

助手「だけど民主主義だと色々な考えの人がいるじゃん。」

ワイ「もちろんです。ある意味やり切るには独裁の方がやりやすいワケです。」

助手「けれどそれは怖いよ。」

ワイ「もちろん。だから民主主義であってもやり遂げられる方法を見つけなければならないと思うのです。」

助手「なかなか高いハードルだよね。」

ワイ「起点はやはり教育ではないでしょうか。」

助手「教育?」

ワイ「コンセプトに基づいた国家運営をするためには、そのマインドを持った人材を増やすほかないです。」

助手「そのためには教育がスタートラインだと。」

ワイ「そうです。」

助手「けれど、それをしたら洗脳だって騒ぐ人も現れるよ。」

ワイ「もちろんです。」

助手「そう考えると合意形成って難しいと思うよ。」

ワイ「その反対意見が全体にとって正しいかと言う視点で議論を深める必要がありますね。」

助手「けっこう感情的に喋る人も多いと思うな。」

ワイ「感情的な人ほど声が大きい。だから世間はそれに流される。気をつけるべきポイントだと思います。」

助手「私も流されがちだから気をつけなきゃ。」

ワイ「感情は個人にとってのお気持ちでしかありません。しかし国は全体のものです。全体にとって正しいことかどうかの視点で話し合いたいものです。」

助手「なるほどね。あれ?今日はオチがないの?」

ワイ「ありません。」

助手「いいの?私たちはオチをつけるのがコンセプトでは?」

ワイ「100年先を見据えて、コンセプトを見直しました。」

助手「いや、私たち生きてないよ。」
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